- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2025.06.29
2025年6月29日-尾瀬沼ビジターセンターより(早朝の尾瀬沼は幻想的!)
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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================
■天気:晴れ
気温:18.7℃(9時)22.9℃(昨日の最高気温)10.2℃(今日の最低気温)
早朝5時前、長蔵小屋さん裏手のビュースポットには、たくさんの人が見られました。
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
今朝は快晴ですが、放射冷却現象によって気温が下がり、フリースを着ていないと肌寒いくらいです。
【長蔵小屋さん裏手のビュースポット(第二展望デッキ)】

早朝の尾瀬沼は朝霧に包まれて幻想的な風景が見られました。空がほんのりと赤く染まる中、多くの人が早朝の尾瀬沼を楽しまれていました。
【第二展望デッキから望む燧ヶ岳】

日本百名山の燧ヶ岳が目の前に望めました。薄らと逆さ燧も見られました。燧ヶ岳は東北地方・北海道の中で一番高い山です。
【第二展望デッキから望む三本カラマツ(尾瀬塚)】

大江湿原の三本カラマツは朝霧に包まれて幻想的な風景を見せてくれました。
【釜ッ堀湿原のコバイケイソウの群生】

早朝の釜ッ堀湿原では朝焼けの中、コバイケイソウの白い花の群生が、ひときわ際立っていました。
【釜ッ堀湿原で見られた左巻きのカタツムリ】

木道を横断中のカタツムリが見られました。よく見ると左巻きのカタツムリでした。ほとんどのカタツムリは右巻きで、左巻きは非常に珍しいそうです。移動している跡が、かわいらしいですね。
【大江湿原のワタスゲの様子】

大江湿原のワタスゲの群生が、ますますにぎやかになってきました。まるで白い絨毯が敷き詰められているようです。遠くに見えるだいだい色はレンゲツツジの花です。
ぜひ皆さんも尾瀬国立公園にいらして毎日変わっていく風景や風を感じてみてはいかがでしょうか。
※尾瀬沼周辺はほぼ雪が消えましたが、燧ヶ岳などには、まだ雪が多く残っています。ご自分の歩くルートの情報を集めて、必要な装備でお越しください。
※一ノ瀬公衆トイレと三平下公衆トイレは使用可能です。どうぞ、ご利用ください。
【アクセス】
※沼山峠口
御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
大清水~一ノ瀬間の低公害車は、6月14日(土)より運行開始しています。詳しくは、片品村HPをご確認ください。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第二弾」は、尾瀬沼の早春シリーズです。(サンカヨウ、三本カラマツ、オコジョ、ワタスゲ)

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