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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2023.10.26

2023年10月26日-尾瀬沼ビジターセンターより(紅葉のピークを迎えている大清水周辺の様子)

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〇既に今年度の営業を終了した山小屋が多く、食事や休憩のできる場所が限られます。尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年シーズンオフ関連情報」「安全登山のススメ」をご確認ください。
【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
〇10月16日に三条ノ滝展望台の手すりが撤去され、三条ノ滝は冬期通行止めとなりました。詳しくはこちらをご覧ください。
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■天気:晴れ
■気温:5.7℃(9時)9.2℃(昨日の最高気温)1.2℃(今日の最低気温)

こんにちは。

朝から爽やかに晴れ渡った尾瀬沼です。まずは、大江湿原、尾瀬沼ビジターセンター周辺を巡回してきましたので周囲の様子をお伝えします。

【大江湿原の凍った木道】

尾瀬沼ビジターセンター管理員として尾瀬へ入山してから早半年が経とうとしていますが、未だに濡れた木道を歩くことが苦手です。恥ずかしながら、何度もお尻や背中を打ち、痛い思いをしてきました。初冬の早朝は木道が凍っていることがあり、濡れた木道以上に滑りやすくなっています。早朝から尾瀬に入山される場合は、足元に気をつけて散策を楽しんでください。

【黄葉のピークを迎えているカラマツ】

尾瀬沼ビジターセンター周辺のカラマツの黄葉がピークを迎えています。澄んだ青空と、光を浴びて輝く黄葉のコントラストが眩しいです。

さて、尾瀬沼周辺は初冬を迎え、着々と冬支度が進んでいる様相ですが、標高が尾瀬沼より400mほど低い大清水周辺は晩秋を迎えています。

【大清水湿原の紅葉】

大清水は、群馬県側から尾瀬へ入山する登山口の一つです。大清水駐車場の隣に、柵に囲われた大清水湿原があります。ニホンジカの食害から湿原植生を保護するために柵が設置されています。春はミズバショウ、夏はニッコウキスゲ、秋はサワギキョウなど、様々なお花を楽しむことができます。晩秋を迎えた現在はカエデの燃えるような紅葉をお楽しみいただけます。

【紅葉のピークを迎えた旧道】

群馬側で「会津街道」と呼ばれている、大清水から一ノ瀬間の旧道周辺も紅葉のピークを迎えています。ミズナラの巨木が点在し、ブナ、トチノキ、ヤチダモなどの林を縫うようにゆるやかな登山道が続いていきます。登山道は落ち葉でふかふかになっていました。

【旧道に設置された熊鐘】

尾瀬はツキノワグマの生息地域です。現在、ツキノワグマは冬眠に備え、ミズナラやブナといった堅菓類(ドングリ)を採食するために活発に行動しています。登山道沿いに熊鐘が設置されていますので、通過の際には鐘を鳴らして人の存在をアピールしてください。ツキノワグマが活発に行動する早朝、夕方の時間帯は避けて歩きましょう。

【紅葉のピークを迎えた林道】

旧道の一部は、橋の老朽化により一部通行止めとなっているため、林道を通って一ノ瀬を目指します。林道周辺の樹木の色づきも鮮やかです。

※尾瀬は山岳地帯です。これからの時期は、標高の高いところでは雪になることがあります。降雨や降雪、風により体感温度はぐっと下がります。尾瀬にお越しの際は、天気予報をよく確認し、レインウエアなどの雨対策、手袋や帽子、ネックウォーマー、温かい飲み物などの防寒対策をしてお出かけください。

<ご案内>
◆尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日午前9時からと午後0時半からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。

※詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問合せください。
  電話:090-8137-6006(7:30~16:00) 
お待ちしております。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2023年「第三弾」は尾瀬沼の秋シリーズです。(三本カラマツ・会津駒ヶ岳・ヒツジグサ・燧ヶ岳)

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