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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2025.06.25

2025年6月25日-尾瀬沼ビジターセンターより(燧ヶ岳の現在の様子)

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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================

■天気:曇りのち雨
気温:19.5℃(9時)20.7℃(昨日の最高気温)15.3℃(今日の最低気温)

こんにちは♪
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今日の尾瀬沼も、鳥のさえずりやカエルの鳴き声など、生き物の気配に溢れています。
多かった雪も消え気温も上がり、様々な虫や動物たちが姿を現すようになりました。

【スジグロシロチョウとノビネチドリ】

このところ、様々なチョウが飛び交うようになってきました。シロチョウの仲間もたくさん見られます。

【イチモンジチョウ】

活発に飛び回っていましたが、羽を休めた一瞬を捉えることができました。

【イトトンボの仲間】

今年初めてイトトンボを大江湿原で見かけました。例年と比較すると、少し早く感じます。

さて、先日6月24日に燧ヶ岳へ巡回へ行ってきましたので、その時の登山道の様子をお伝えします。

【御池からの登山道の雪渓】

御池からの登山道では8合目付近に長さ200m以上に渡る、長い雪渓が残っています。アイゼンやストックを携行してお越しください。なお、下山の際は登山道との合流点を見失う可能性がありますので、進行方向左側をよく見て、合流点を探しながらご通行ください。

【柴安嵓直下の残雪】

例年、柴安嵓東斜面に残雪が多く見られ、通行に苦労する箇所があります。5月に見られた壁のような箇所は融雪が進み、迂回は可能となりました。雪の状況を見ながら、アイゼンを活用してご通行ください。その他、長英新道では8合目に雪渓のトラバースが残っている箇所があります。また見晴新道ではほとんどの残雪が融けていますが、一部残雪によって登山道が枝に遮られ、通行しにくい箇所がありますのでご注意ください。

【熊沢田代の様子】

熊沢田代では、遠方の平ヶ岳、越後三山とともにワタスゲの白い絨毯をお楽しみいただけます。他にも湿原内ではタテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、イワカガミ、チングルマなどの様々な高山植物が見られます。

【ガラス細工のようなサンカヨウ】

サンカヨウの花が咲き、日数が経った後に雨粒で濡れると透き通ったガラス細工のようなサンカヨウが見られることがあります。サンカヨウの花が見られる場所は尾瀬沼周辺から燧ヶ岳や会津駒ケ岳など標高の高い箇所に移り変わっています。梅雨時の登山となりますのでレインウェアなど雨への備えをご用意ください。

その他、燧ヶ岳のお花や登山道の様子は、尾瀬情報<2025年6月24日ー燧ヶ岳の様子>をご覧ください。

※尾瀬沼周辺はほぼ雪が消えましたが、燧ヶ岳などには、まだ雪が多く残っています。ご自分の歩くルートの情報を集めて、必要な装備でお越しください。

※一ノ瀬公衆トイレと三平下公衆トイレは使用可能です。どうぞ、ご利用ください。

【アクセス】
※沼山峠口
 御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
 大清水~一ノ瀬間の低公害車は、6月14日(土)より運行開始しています。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第二弾」は、尾瀬沼の早春シリーズです。(サンカヨウ、三本カラマツ、オコジョ、ワタスゲ)

尾瀬沼ビジターセンター

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