- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.06.23
2025年6月23日-山の鼻ビジターセンター(尾瀬ヶ原の様子)
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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
○長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意く ださい。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○現在、至仏山への入山はできません。
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■天気:雨
■気温21.9℃(最高気温)14.4℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
昨日、晴天の中、尾瀬ヶ原を歩いてきました。印象的だったのは、ワタスゲ、コバイケイソウ、レンゲツツジの群生です。本日は、その様子をお伝えします。
【ワタスゲの群生(果穂)】




尾瀬ヶ原の至る所で、ワタスゲがぐんと背伸びをして、風に揺られ、種子を遠くまで飛ばそうとしています。「わぁー、白いポンポンがいっぱい。」「この景色いいね。」と、ワタスゲが揺れる景色を楽しみながら散策しているハイカーのみなさんがたくさんいました。
【レンゲツツジの群生】

下ノ大堀川ミズバショウ群生地付近でレンゲツツジが満開です。尾瀬ヶ原では、この場所で一番多く群生しています。
【コバイケイソウの群生】

東電小屋~東電尾瀬橋間にある湿原では、コバイケイソウの花が満開でした。赤田代分岐から見晴方面へのルート付近でも咲いています。この花は4~5年周期の豊凶がありますが、今年は花の当たり年と言えるでしょう。
【ニッコウキスゲ】

ヨッピ吊橋のベンチ前にニッコウキスゲが咲いていました。他の場所でも、ニッコウキスゲの蕾をたくさん見かけました。
【見つけた植物】












尾瀬は春から夏へ、たくさんの種類の花や植物が湿原を彩っています。
尾瀬では寒暖差が大きく、朝夕は涼しく過ごしやすいですが、晴れた日の日中は最高気温が30℃くらいまで上がることもあります。防寒着を持参するとともに熱中症に注意し、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。また天気の急変に備えてレインウェアを必ず持参してお越しください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第二弾」「尾瀬 春から夏へ」です。
(ニッコウキスゲ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、ミツガシワ)

尾瀬山の鼻ビジターセンター 渡辺