- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.06.01
2025年6月1日-山の鼻ビジターセンターより(山ノ鼻周辺の様子)
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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。
詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
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■天気:雨のち曇り
■気温:14.1℃(最高気温)6.2℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は、山ノ鼻周辺の様子をお伝えします。
【研究見本園の様子】


しとしとと降る雨の中、至仏山は雲の中でしたが、足元をみると、白いミズバショウに混じって、黄色いリュウキンカが顔を出してきました。
【研究見本園 ミズバショウの群生】

研究見本園の奥では、ミズバショウの白い群生が見事です。

今シーズンは霜の被害も少なく、鮮やかな白い姿を見せてくれています。
なお、ミズバショウの白い部分は花びらではなく、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼び、葉の変化したものです。中心の棒状に付いている黄色いツブツブが花になります。
【山ノ鼻周辺で咲いていた花】


山ノ鼻周辺では、積もっていた雪が解け、スプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれる花が咲きはじめました。スプリングエフェメラルとは、春のはかない命という意味で、雪解けとともに顔を出し、まわりの広葉樹が葉を広げきる前に散ってしまう草花の総称です。
【ホオアカ】


研究見本園でホオアカがさえずっていました。
【アカハライモリ】

研究見本園でアカハライモリが木道を歩いていました。池塘を眺めていると、ゆったりと泳ぐアカハライモリに出会うことができます。名前のとおり、お腹が赤いのが特徴です。
今、尾瀬ヶ原の多くの場所でミズバショウがきれいに咲いています。日々移りゆく自然を味わいに、ぜひ尾瀬へいらしてください。
尾瀬では、雨や曇りの日は気温が低く、最高気温が10~15℃くらいの日もあります。風が吹くと休憩中にさらに寒く感じるので防寒着を、また天気の急変に備えて必ずレインウェアをご持参ください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
「第一弾」「春の尾瀬」です

尾瀬山の鼻ビジターセンター 川畑