- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.05.29
2025年5月29日-山の鼻ビジターセンターより(ミズバショウの様子)
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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。
詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
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■天気:曇り一時雨
■気温:19.2℃(最高気温)6.8℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今回は、ミズバショウの様子を中心にお伝えします。
【テンマ沢湿原の様子】


鳩待峠から山ノ鼻へ向かってくると、テンマ沢湿原でミズバショウが出迎えてくれます。
テンマ沢湿原のミズバショウは、まだ見頃が続いています。
【山ノ鼻の様子】




山ノ鼻では、ミヤマスミレやキクザキイチゲ、ミクニサイシン、エンレイソウなどが見られます。
ミクニサイシンは目立たないお花ですが、ハート形をした葉の根元を覗くとひっそりと咲いています。是非、探してみてください。
【研究見本園の様子】


研究見本園のミズバショウの開花状況です。中通りで芽吹いたばかりのミズバショウを見ることができます。これから開花が進んで一面白くなるのが楽しみです。

研究見本園では、ワタスゲの花が多く見られます。花粉を付けた黄色いワタスゲの花を沢山観察することができます。こちらも、初夏に向けワタスゲの果穂(綿毛)が一面に広がることを期待したいですね。
【下の大堀川ミズバショウ群生地の様子】

下の大堀川の群生地では、ミズバショウは見頃の状況です。
【竜宮周辺のミズバショウの様子】
竜宮十字路周辺のミズバショウの状況です。


今朝は、霧に包まれたミズバショウを見ることが出来ました。


竜宮十字路付近では、木道の間で多くのリュウキンカを見ることが出来ます。その他、ショウジョウバカマの開花も始まっています。
尾瀬では、ミズバショウだけでなく、多くのお花たちが出迎えてくれています。是非、小さなお花たちにも目を向けてみてください。きっと、微笑み返してくれます。
【研究見本園の夕焼け】

ここ数日、お天気の優れない日が続いていましたが、昨日は久しぶりに夕焼けを見ることが出来ました。夕日が研究見本園の池塘に映えていました。尾瀬にお泊り頂くと、また違った尾瀬を楽しむことが出来ます。
【テンマ沢湿原でクマ鐘設置】

本日、テンマ沢湿原でクマ鐘の設置を行いました。ご通行の際はクマとの不意の遭遇を避けるため、クマ鐘が設置されている箇所では、鐘を鳴らしてご通行ください。
特に、早朝や夕方は、クマの活動が活発となりますので、ご注意ください。
ミズバショウ、リュウキンカを皮切りに花のリレーが楽しめる季節となりました。山岳地帯ですので、天候によっては気温がかなり下がります。雨具や防寒衣(フリース等)を準備しお越しください。
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どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
「第一弾」「春の尾瀬」です。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 新倉