- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.08.22
2025年8月22日-山の鼻ビジターセンター(山ノ鼻周辺の様子)
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お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
○富士見峠公衆トイレは使用可能となりました。
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■天気:曇りのち晴れ
気温:27.5℃(最高気温)14.5℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
ここのところ、先日のブログをご覧になった方々が「オゼコウホネの花を研究見本園で見て来ましたよ。」と窓口にいらしています。今回に限らず、「ブログを毎日楽しく見てます。」と声を掛けてくださる方が多く、とても嬉しくやりがいを感じます。これからもそれぞれが工夫して、尾瀬の様子を伝えていきたいと思います。
本日は、山ノ鼻周辺の様子をお伝えします。
【山ノ鼻から望む】


木道脇のアブラガヤがぐんと背を伸ばして実が色づき始め、夏の終わりを感じさせます。
【ビジターセンター周辺で見つけた植物や昆虫】

6月20日撮影


オオツリバナが赤い実をたくさん付け始めました。実は4~5裂して、橙赤色の種子を出します。6月に咲いていた花は黄緑色約1cmの大きさであまり目立ちませんでしたが、実は赤色で約2cmの大きさがあり目立ちます。実が弾けた様子もまるで花のようです。


ゲンノショウコの実はまず緑色のロケットのような形になり、次にそれが黒く変化し、5裂して小さなメリーゴーランドのような形になります。写真では3裂に弾けた物しか見つけられませんでした。
実の近くに落ちている赤い葉は、シウリザクラの葉です。

シウリザクラの葉が紅葉し始め、青空に緑と赤が映えます。


オオウバユリの実の上に仲良くトンボがとまっていました。また、ルリタテハが遊びに来てくれました。植物や昆虫をじっくり観察してみると、いろいろな姿が見られて面白いものです。
【ビジターセンター窓口】

先日、窓口の募金箱に、協力金と共に次のようなお手紙が入っていました。
『今日初めて念願の尾瀬の地を歩かせて頂きました。この素晴らしい景色を護る為に、数々の補修等のご苦労が分かり、夏の思い出の歌の様には中々程遠いのかなあ・・・大変だな・・有り難いなと思いながら歩かせて頂きました。少しですが気持ちです。』
これは尾瀬の環境保全に携わるすべての方々に贈る感謝の言葉ですね。これを読ませていただき、皆さん同じようなお気持ちで協力金を入れてくださっているのだなとしみじみと感じ、身が引き締まる思いです。感謝申し上げます。
尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第四弾」は「昔日の尾瀬と愛らしい生き物たち」です。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 渡辺











