- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2022.09.24
2022年9月24日ー山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻の様子)
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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの各施設の営業予定についてはこちらのページをご参照ください。
一ノ瀬公衆トイレが使用できなくなっています。
(詳しくはこちらのページをご参照ください。)
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■ 天気:雨
■ 気温:18.4℃(最高気温) 16.3℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
先週の三連休に引き続き、今週の三連休二日目も雨模様の一日でした。
本日は、鳩待峠~山ノ鼻間の様子をお届けします。
鳩待峠は、分水嶺になっているため売店の辺りを境に、降った雨がバス乗り場のある駐車場方向と山ノ鼻に向かうルート方向に分かれて流れます。
【山ノ鼻に向かうルート】
雨の日は沢のように水が流れるところが数十mあるので、滑らないように気を付けて歩きましょう。
【濡れた木道・階段】
たいへん滑りやすいので、足裏をしっかりと付けて歩幅を狭くしてゆっくり歩きましょう。桟木の打ち付けてあるところは、桟木を土踏まず辺りで踏むようにすると滑りにくいです。黒いゴムの付いた木道は歩きやすいですが、油断しないようにしましょう。
【テンマ沢湿原付近】
オクトリカブトがまだ咲いています。樹木の紅葉が少し見られました。
【オコジョ 夏毛(茶) 冬毛(白)】
先日、この鳩待峠~山ノ鼻間で「オコジョを見付けました。」とビジターセンターに寄られた方が続けてお二人いました。今年度発見者の12番目13番目となりました。次のような発見証明証をお渡ししました。
他にも竜宮やヨッピ吊橋付近、燧ケ岳山頂やアヤメ平のベンチで発見した方もいます。体長20~25cmくらい。
オコジョは、イタチ科の哺乳類で環境省の準絶滅危惧種、とても希少で貴重な動物です。「山の神様の使い」とか「森の妖精」とも呼ばれ、出会えたらとても運がいいです。見た目はすごくかわいいオコジョですが、肉食獣で野ネズミや自分より大きい鳥を襲うこともあります。また、人懐こい所があり、見かけるとまた出て来ることがあるので、写真やビデオに撮れるチャンスがあります。見かけた方は、ぜひ、ビジターセンターで発見証明書をもらいましょう。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております
200円以上のご寄付を頂いた方に缶バッチを差し上げています。
2022年第四弾 12種の「尾瀬のいきもの」シリーズ
【配布期間:無くなり次第終了】
尾瀬山の鼻ビジターセンター 渡辺