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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2025.10.25

2025年10月25日-尾瀬沼ビジターセンターより(閉館まで1週間を切りました)

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お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。

【※注意】
〇この時期の朝晩は一桁の気温になることもあり、木道に霜がつくと大変滑りやすく転倒しやすい状況となります。尾瀬にお越しの際は天気予報をよく確認し、雨対策防寒対策をし、転倒等にはご注意ください。

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■天気:雨

気温 :6.4℃(9時)9.4℃(昨日の最高気温)3.1℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

尾瀬沼周辺は朝から冷たい雨が降っています。燧ヶ岳は真っ白い雲に包まれ、その姿をのぞむことはできません。降りしきる冷たい雨と湿原を吹きつける風で、手先から冷えていきます。暖かい服装で散策をお楽しみください。

【今朝の大江湿原】

尾瀬沼ビジターセンター閉館まで1週間を切りました。来週の今頃は閉館作業を終え下山しているところだと思うと、半年間やりきったという達成感と、尾瀬としばしのお別れをしなければならないという寂しい気持ちが押し寄せてきます。

尾瀬御池~尾瀬沼山峠間のシャトルバスは明日で運行が終了となり、尾瀬沼ヒュッテと尾瀬沼キャンプ場は本日の宿泊もって営業を終了します。シーズンオフに向け、トイレ、山小屋、休憩所等が順次営業を終了しておりますので、2025年シーズンオフ関連情報をご確認のうえ、計画を立ててお越しください。また、尾瀬沼周辺では食堂は営業しておりませんので、食料、飲料を必ずご持参ください。

さて、こちらのブログは尾瀬沼ビジターセンター管理員が毎日交代で更新をしてきました。現地のフレッシュな情報を分かりやすく、そして見やすく伝えようと、管理員それぞれが力を入れて取り組んでいます。多くのお客さまから「毎日ブログを楽しみにしています」「尾瀬へ行く前に必ずチェックしています」と声をかけていただき、その一つ一つの言葉が励みになりました。本日で私が担当するブログが最後となるので、この半年間を画像とともに振り返っていきたいと思います。

【残雪の夕暮れ】

撮影日:令和7年5月17日

一昨年、昨年は雪が少なく、上山したときにはすでに、ミズバショウがあちらこちらで姿を現している状態でした。そして、例年より積雪量が多いと言われた今年、やっと残雪期の尾瀬の美しさを目の当たりにすることができました。

【ミズバショウと燧ヶ岳】

撮影日:令和7年6月7日

今シーズンはミズバショウ開花後に霜が下りることがなかったため、真っ白い可憐なミズバショウの姿をいつまでも愛でることができました。

【サンカヨウ】

撮影日:令和7年6月17日

ミズバショウ、ニッコウキスゲに次ぎ注目を集めているサンカヨウ。花びらが濡れるとすりガラスのように透き通る姿に人気が高まっています。花びらに雨粒を受けたサンカヨウに出会いました。

【ニッコウキスゲ】

撮影日:令和7年7月16日

今シーズンもニッコウキスゲのビタミンカラーが盛夏の尾瀬沼を盛り上げました。ニホンジカの捕獲や防鹿柵の効果により、尾瀬の風景を取り戻しつつあります。

【ウユニ尾瀬沼?】

撮影日:令和7年9月10日

天空の鏡と呼ばれるボリビアのウユニ塩湖、ではなくウユニ尾瀬沼?三平下から眺めた尾瀬沼に、燧ヶ岳と青空と白い雲がそのまま映り込み、空と地面が一体化したような光景が見られました。

【姫田代の草紅葉と紅葉】

撮影日:令和7年10月17日

今シーズンは樹木の色づきが特に素晴らしく、尾瀬御池から尾瀬沼山峠へ向かうシャトルバスの車窓から一時も目を離すことができませんでした。尾瀬沼や大江湿原へ向かう道中もお楽しみいただけたのではないでしょうか。

【蛇の抜け殻】

撮影日:令和5年9月15日

今年の干支は巳年(へび年)です。沼尻を訪れるたびに、蛇のきれいな抜け殻の落とし物を見かけていたのですが、落とし主に出会うことはなかなか叶いませんでした。

【シマヘビ】

撮影日:令和7年6月22日

今シーズン、やっと抜け殻の落とし主である【シマヘビ】に出会うことができました。巳年のせいか、今シーズンは何回か姿を見せてくれました。巳年は、蛇が脱皮して生まれ変わるイメージから、新しい自分に生まれ変わる良い機会になるといわれています。皆さまの2025年はいかがでしたか?いつまでも変わらない豊かな自然に溢れる尾瀬も、シーズンごとに違った顔を私たちに見せ、感動を与えてくれます。来シーズンも皆さまと、新たな尾瀬の魅力を発見できたら幸いです。

※尾瀬沼地区では、順次、山小屋やトイレなどが閉鎖され、御池~沼山峠間のシャトルバスは10月26日(日)をもって運行を終了します。また、これからはいつ雪が降ってもおかしくない時期です。天気予報を確認し、防寒への備えも忘れずにお越しください。詳しくは、「2025年シーズンオフ関連情報」をご覧ください。

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行する、クマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

【アクセス】
※沼山峠口
 御池~沼山峠間のシャトルバスは10月26日(日)をもって運行を終了します。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
 大清水~一ノ瀬間の低公害車は運行終了しました。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。(オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉)

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