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お出かけの際には、2025（令和７）年シーズンについての確認をお願いします。

【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原（竜宮・見晴地区）から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
○富士見峠公衆トイレは故障のため使用できません。
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■天気：晴れ
気温：27.0℃（最高気温）17.7℃（最低気温）

ブログをご覧の皆様、こんにちは。本日は、至仏山の様子をお伝えします。

至仏山の登山届けは、研究見本園の右看板横にある小さなBOX内に提出してください。研究見本園を入り真っ直ぐ進むと、至仏山登山口があります。東面登山道は安全と植生保護のため上り専用となっているので、鳩待峠の方へ下山することになります。

【異なる登山道の特徴】

林内では丸い石やゴツゴツした岩、石が敷き詰められた木の階段など、足元の材質の特徴が何度も変わります。森林限界を超えた辺りから濡れると滑りやすい蛇紋岩がメインとなるため、一歩ずつ確実に足の置き場を決めて、慎重に登りましょう。蛇紋岩について詳しい内容は尾瀬保護財団のHP、環境学習ポイント蛇紋岩（至仏山に珍しい植物が育つ理由とは）をご覧ください。

【雲海】

この日は綺麗なグラデーションの青空と、もくもくとした雲が海のように広がる幻想的で美しい雲海を見ることができました。尾瀬には２つの日本百名山があり、正面に見える山は、尾瀬ヶ原の東側に位置している標高2,356ｍの燧ヶ岳です。

森林限界を過ぎた辺りから尾瀬ヶ原を見下ろすことができるので、少し歩みを進めては振り返り、雄大な風景を楽しみながら山頂を目指します。尾瀬ヶ原は四方を山々に囲まれていることが分かります。

【高山植物】

至仏山は高山植物の宝庫と呼ばれ、珍しい花々が咲いています。歩みを進めながら植物を見たり景色を眺めたりすると転倒のリスクが高まる為、何かを観察する際は必ず立ち止まりましょう。呼吸を整えながら少し立ち止まることで、五感が研ぎ澄まされ、それぞれ感じたり見えてきたりするものがあると思います。小休止を取る際は水分をこまめに取り、熱中症にお気をつけください。

【山頂までの木道階段】

開放感のある大自然の中では、小さな生き物の動きや雲の流れもハッキリ視界に入ります。山頂を見上げ、何度も行き先を確認しながらひたすら木道階段を登っていきます。

遮るものが何もない山頂では爽やかな風が吹き、清涼感を味わうことができました。トンボたちも気持ち良さそうに青空を飛び回っていました。

【至仏山から小至仏山を目指す稜線】

この日、至仏山の山頂までは雲一つない快晴でしたが、山頂から小至仏山を目指していると右側からガスが発生し、みるみるうちに曇り空へと変わっていきました。山の天候は変わりやすいため、早めの行動で時間に余裕を持った登山計画でお楽しみください。

尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。

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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存

ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。

特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。

・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第三弾」「尾瀬 夏本番」です。　（至仏山、燧ケ岳、ヒツジグサ）

尾瀬山の鼻ビジターセンター　坂本