- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2025.06.22
2025年6月22日-尾瀬沼ビジターセンターより(ありがとう!ミズバショウ)
=============================================================
尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================
■天気:晴れのち曇り
気温:22.5℃(9時)26.9℃(昨日の最高気温)14.4℃(今日の最低気温)
今年も多くの人を楽しませてくれました。ありがとう!ミズバショウ。(林内ではまだ見られますよ。)
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
白く可憐な姿の春の妖精ミズバショウは今では葉を大きく広げ栄養を蓄えつつあります。まだ名残惜しいので少し振り返りたいと思います。
【釜ッ堀湿原のミズバショウの群生】6月5日18:40pm撮影

夕陽のスポットで知られる釜ッ堀湿原では夕陽に赤く染まるミズバショウの群生が見られました。夕陽の左手にある山は尾瀬ヶ原の景鶴山です。
【釜ッ堀湿原のミズバショウの群生】6月6日19:08pm撮影

この日の釜ッ堀湿原は太陽が沈んだあとに不思議な色に染まりました。言葉では表現できない色合いでした。大江湿原では尾瀬のお花のバトンリレーの次の走者が見られました。
【大江湿原の三本カラマツ(尾瀬塚)とワタスゲ】

ワタスゲの果穂(かすい)が風に吹かれてゆらゆら揺れていました。今年は大きな霜の害がなかったので数も多いようです。湿原が白い絨毯に覆われているようですね。
【大江湿原のレンゲツツジ】

レンゲツツジの蕾がひらきそうです。もうすぐ湿原を橙色に染めてくれることでしょう。レンゲツツジの花言葉は「情熱」「堅実」です。
【早朝の野鳥観察会の様子】

今朝は早朝5時に福島県尾瀬保護調査会による野鳥観察会が開かれました。自由参加ということで多くの人が長蔵小屋さん裏手のビュースポット(第二展望デッキ)に集まっていらっしゃいました。専門家から聞くお話は、多くのきづきがあり、発見があり、とても新鮮で楽しかったです。
ぜひ皆さんも尾瀬国立公園にいらして毎日変わっていく風景や風を感じてみてはいかがでしょうか。
尾瀬沼は晴天に恵まれて気温が急に上がり始めました。日陰は涼しいのですが、陽の当たる湿原は30度を超える時があります。水分補給と日よけ対策に帽子等を着用されたほうが良いと思われます。
※尾瀬沼周辺はほぼ雪が消えましたが、燧ヶ岳などには、まだ雪が多く残っています。ご自分の歩くルートの情報を集めて、必要な装備でお越しください。
※一ノ瀬公衆トイレと三平下公衆トイレは使用可能です。どうぞ、ご利用ください。
【アクセス】
※沼山峠口
御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
大清水~一ノ瀬間の低公害車は、6月14日(土)より運行開始しています。詳しくは、片品村HPをご確認ください。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第二弾」は、尾瀬沼の早春シリーズです。(サンカヨウ、三本カラマツ、オコジョ、ワタスゲ)

尾瀬沼ビジターセンター