- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.06.13
2025年6月13日-山の鼻ビジターセンター(山ノ鼻周辺の様子)
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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。
詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
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■天気:晴れ
■気温:23.5℃(最高気温)2.2℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
尾瀬では、昨日から梅雨の晴れ間が広がり、明るい日差しの中で植物たちがぐんぐんと成長し始めています。本日は、山ノ鼻周辺の様子をお伝えします。
【研究見本園の様子】

今朝の研究見本園、中通りの様子です。尾瀬ヶ原の東に位置する燧ヶ岳から朝日が昇っています。



下草がぐんぐん伸びて、緑の絨毯にミズバショウの白とリュウキンカの黄の絵の具を落としたような湿原になってきました。
【研究見本園で見つけた花】




中通りの木道脇にたくさん咲いていたヒメイチゲの花が終わりを迎え、実を付けていました。イチゲ(一華)とは「花がひとつ」という意味で、花が茎の先に一つだけつく植物の名前に用いられています。花は径1cmほど、実はまるで小さな金平糖のようです。どうぞ見つけてみてください。
【林内で見つけた花】




山の川上川橋を山ノ鼻方向に渡った左手にニリンソウの群生があります。今年やっと咲き出しました。ニリンソウとサンリンソウは共存していることが多く似ていますが、葉の付き方で見分けるのが分かりやすいです。葉が茎から直接出ているのがニリンソウ、茎から出た葉に柄があるのがサンリンソウです。
自然の中で雄大な風景を味わうのもよし、小さな植物をじっくり観察するのもよし、どちらも尾瀬での楽しみ方ですね。
尾瀬は山間部です。寒暖差が大きいので防寒着をご持参ください。また、熱中症にも注意し、水分補給及び十分な休憩を取るようお願いします。天気の急変に備えてレインウェアも必ず持参してお越しください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
「第一弾」「春の尾瀬」です。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 渡辺