- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.06.07
2025年6月7日-山の鼻ビジターセンターより(尾瀬ヶ原の様子)
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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。
詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
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■天気:晴れ
■気温:26.9℃(最高気温)8.2℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
昨日、尾瀬ヶ原を歩いた様子をお伝えします。
【木道を歩くハイカーさん】

澄み渡る青空の下、たくさんのハイカーさんが尾瀬ヶ原を散策していました。
新緑の拠水林越しに景鶴山もくっきりと見えています。
【下ノ大堀の様子】

下ノ大堀ミズバショウビュースポットの様子です。
数が少し減りましたが、まだまだ白いミズバショウが姿を見せてくれています。
【お花畑】

東電小屋~東電尾瀬橋にかけての湿原には、ミズバショウとリュウキンカのお花畑が見られました。
穏やかな日差しの下、白と黄色の絨毯が広がっています。
【木道沿いに咲く花々】


木道脇や木道間にお花が固まって咲いていました。
竜宮や牛首周辺では、黄色いリュウキンカロードになっていました。
ワタスゲの花も徐々に白い綿毛をつけてきました。
【燧ヶ岳】

ヨッピ吊橋~牛首間の池塘越しに雄大な燧ヶ岳を望むことができました。
近くのベンチで、ゆったりと景色を眺めながら休憩をとるのもおすすめです。
【咲いていた花】




今年は霜が降りることが少なく、ミズバショウは透き通るような白色を見せてくれています。
竜宮や赤田代周辺では、タテヤマリンドウの可憐な花も多く見られるようになりました。
赤田代ではサンリンソウ、東電小屋周辺ではミネザクラが淡いピンク色の花を咲かせていました。
【出会った生き物】


竜宮付近でひなたぼっこをしているニホンカナヘビに出会いました。ぽかぽかと気持ちが良かったのか近づいても動きません。
ホオアカは草むらの虫を探すのに夢中のようでした。
今、尾瀬ヶ原の多くの場所でミズバショウがきれいに咲いています。日々移りゆく自然を味わいに、ぜひ尾瀬へいらしてください。
尾瀬では寒暖差が大きく、朝は0℃近くまで気温が下がることや、晴れた日の日中は最高気温が25℃くらいまで上がることもあります。防寒着を持参のうえ熱中症には十分注意し、水分補給及び十分な休憩を取るようお願いします。また天気の急変に備えてレインウェアを必ず持参してお越しください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
「第一弾」「春の尾瀬」です。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 川畑