2025.4.25更新　

以下の事例が発生しましたので、尾瀬を訪れる際は、十分ご注意ください。

・発生日時：令和7年4月22日（火）13時40分頃（通報時刻は15時30分頃）
・発生場所：尾瀬国立公園内（群馬県片品村戸倉）
・発生状況・被害状況の概要：
　男性2人でスキーをしていたところ、1人がクマに後から覆い被され、左手・左足を引っかかれ負傷。ストックで追い払い、自力で片品村戸倉へ下山後、自ら119番通報。病院で手当を受け、全治1週間の怪我。
・その他事項：襲ってきたクマは体長1.5メートルほど。

尾瀬はツキノワグマの生息地です。

尾瀬を散策する際には、クマの生息地を訪れるということを忘れず、次の行動を心がけ、安全に尾瀬をお楽しみください。

・行動時はクマ鈴など音が出る物を身につけて人間の存在をアピールする。
・食べ物を木道などに落としたり捨てたり放置したりしない。
・早朝や夕方はクマの活動時間であるため特に注意する。
・クマを見かけても騒がず、静かに速やかに立ち去る。
・クマを見かけても写真などを撮って刺激しない。
・かわいい子グマの近くには危険な親グマが必ずいるので特に注意する。

その他、尾瀬のツキノワグマに関する情報は、下記をご覧ください。

「ツキノワグマとの共存」のページへ

尾瀬国立公園ツキノワグマ対策協議会（事務局:尾瀬保護財団 027-220-4431）