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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2024.06.27

2024年6月27日-尾瀬沼ビジターセンターより(花の個性もいろいろ)

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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。現在、尾瀬沼周辺の売店は営業しておりません。(昼食営業は一部のみ)自動販売機もありませんので、食べ物や飲み物をご持参下さるようお願い致します。
お出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================

■天気:晴れのち曇り
■気温:14.8℃(9時)23.8℃(昨日の最高気温)7.1℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

今日の尾瀬沼は、雲の多い一日でした。風が吹くと体が冷えて肌寒さを感じます。平野では真夏日が続いていますが、尾瀬にお越しの際は防寒対策を忘れずに準備して散策をお楽しみください。

【ニッコウキスゲ】

蕾がだんだんと大きくなって期待が膨らむニッコウキスゲですが、今はまだ大江湿原では気の早い一輪、二輪が咲いている状態です。

【ワタスゲ】

風に吹かれてゆらゆらと揺れる綿毛を見ていると、身も心も軽くなるのは気のせいでしょうか。

【タテヤマリンドウ】

タテヤマリンドウも実ができてきました。種を結ぶと葉も根も枯れ、秋に種から発芽してそのまま越冬し、翌年花を咲かせます。見た目と違って、力強いたくましさを感じます。

【タケシマラン(左)とオオバタケシマラン(右)】

葉の下に花を付けるので咲いているのが見つけにくいユリ科の花です。オオバタケシマランの方が大柄で、葉の根元は茎を抱き、花の柄がブタの尻尾のように巻くのが特徴です。

【シロバナニガナ(左)とハナニガナ(右)】

白い花はシロバナニガナ、黄色い花はハナニガナと呼ばれます。

【ハクサンチドリ(左)とノビネチドリ(右)】

立ち姿はとても似ていますが、ハクサンチドリの葉は細長く、ノビネチドリの葉は広く外側が波打っています。

【ヒオウギアヤメ(左)とカキツバタ(右)】

一見似ていますが、よく見ると違っているヒオウギアヤメとカキツバタ。花びらの付け根に黄色みを帯びた白い部分があり、茎は途中で枝分かれして花を付けるのがヒオウギアヤメ、花びらに一本の白い筋が入り、一本の茎に一個の花を咲かせるのがカキツバタです。

花にもいろいろな個性がありますね。ビジターセンターではご寄付をいただいた方に咲く順番に整理された「尾瀬のお花」冊子を差し上げています。冊子を持って、ゆっくりとお花探しを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

<ご注意>

◆登山道には古くなって破損した木道や階段があります。割れたり、傾いたりしていますので気をつけて歩きましょう。

◆会津沼田街道(沼山峠~七入)では倒木や橋が流されている場所がありますので、通行の際には事前に確認をお願いします。

◆燧ヶ岳御池登山道(御池~俎嵓)では倒木で通行しにくくなっている場所があります。また、8合目付近の急斜面では例年通り残雪があり滑落防止に注意が必要です。

<お知らせ>

◎三平下および富士見峠の公衆トイレが故障のためご利用できません、ご注意ください。

<ご案内>

◆「尾瀬からのお便り」

今年も「尾瀬からのお便り」イベントを始めました。窓口でハガキ、切手等を準備しております。檜枝岐郵便局限定の尾瀬の風景印が押印された「尾瀬からお便り」を出してみてはいかがでしょうか。

◆自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」
 午前9時からと昼12時30分から、毎日2回開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。

◆「夜のスライドショー」
 金曜、土曜及び祝前日に宿泊者向けのイベントとして夜19時からスライドショーを開催しています。参加費は無料です。

※詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問い合わせください。
電話:090-8137-6006(7:30~16:00)

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2024年「第二弾」は「第一弾」で好評だったオコジョに加えて、尾瀬沼の初夏シリーズです。(三本カラマツ白虹・ヤマネ・サンカヨウ・タテヤマリンドウ)

尾瀬沼ビジターセンター

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