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〇尾瀬への入山にあたっては「2023（令和5）年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
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■天気：曇り時々晴れ
■気温：20.6℃（9時）29.1℃（昨日の最高気温）17.8℃（今日の最低気温）

こんにちは。

三連休中は、多くの方が尾瀬沼周辺に訪れていました。ビジターセンター入口に設置している望遠鏡より燧ヶ岳山頂をのぞいてみると、たくさんの方が山頂でそれぞれ思い思いの時間を過ごされていたようでした。天気に恵まれ、山頂からの眺望は素晴らしかったでしょう。

三連休明けの本日は、静かな時間が流れています。これから夏休みの計画を立てられる方もいらっしゃると思いますが、ぜひ、尾瀬へお越し頂き、豊かな自然を楽しんでいただきたいです。

【本日の燧ヶ岳】

青空が広がり、白い雲が山頂を流れていきます。風が時折吹き抜けて、爽やかな陽気ですが、日差しは強いため、歩いていると汗ばんできます。

さて、現在、大江湿原でみられるお花を紹介します。

【ミヤマアキノキリンソウ】

湿原を黄色に彩る、秋の花の代表選手です。花が穂状に長くつく姿を動物のキリンに見立て、この名が付いたそうです。

【オヤマリンドウ】

鮮やかな青紫の色をしています。花はほとんど開かず、渦巻き状になっており、上から観察してみると左巻きになっているのが特徴です。

その他、サワギキョウ、イワショウブ、オゼミズギク、ミヤマワレモコウ、オクトリカブト、オゼヌマアザミなどのお花を楽しむことができます。立秋を過ぎ、秋を彩る花が湿原を染めるようになってきました。夏の終わりを感じ、少し寂しい気持ちになってしまいます。

さて、昨日、夏の星空観察会が開催されたので報告します。

【夏の星空観察会の様子】

昨夜はちょうど、三大流星群の一つであるペルセウス座流星群が最大になる日でした。ビジタセンターにて星座に関するレクチャーを受け、暗闇の大江湿原へ出発！の予定でしたが、今にも雨が降り出しそうな天候だったため、ビジターセンターの裏側で星空観察を行うことになりました。晴れ渡った夜空を眺めることはできませんでしたが、こと座のベガ、うしかい座のアルクトゥルス、そして、いくつかの流れ星を観察することができました。参加された方からは、「星をたくさんみることはできなかったけど、暗闇の中で風の音や虫の声を聴くという貴重な体験ができてよかった」との感想をいただきました。ぜひ、ビジターセンター周辺にお泊まりの際には、星空観察会に参加してみてはいかがでしょうか。開催日につきましては、尾瀬沼ビジターセンターのイベント情報（7月～10月）(7/26更新)にてご確認ください。

【お便りを出してみませんか？】

ただいま、尾瀬沼ビジターセンターでは「尾瀬からのお便り」イベントを実施しております。美しい尾瀬の思い出を綴ったり、普段お世話になっている方、気になるあの人へ、檜枝岐郵便局限定の尾瀬の風景印が押印された「尾瀬からお便り」を出してみてはいかがでしょうか。

＜ご案内＞
◆尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日9時からと12時30分からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください（雨でも開催しています）。
その他に、
◆金曜、土曜及び祝前日の19時からは「夜のスライドショー」を開催しています。
◆特定のテーマに絞ったスライドショーを月に1回、19時から開催します。　
　8月25日(金)、9月22日(金)、10月13日(金)　
◆「夏の星空観察会」8月14日(月)
◆「ナイトハイク」　9月8日(金)
　※野外イベントは何れも「当日予約制」です。尾瀬沼ビジターセンター窓口にて当日お申し込みください。（事前予約は受け付けておりません。）

詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問合せください。
　　電話：090-8137-6006（7:30～16:00）　
どのイベントも無料ですので、どうぞ、ご参加ください。
お待ちしております。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2023年「第二弾」は尾瀬沼の盛夏シリーズです。（オコジョ・オヤマリンドウ・アサギマダラ・沼尻）

尾瀬沼ビジターセンター