- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2022.10.21
2022年10月21日ー山の鼻ビジターセンターより(尾瀬ヶ原の様子)
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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの各施設終了予定についてはこちらのページをご参照ください。
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■ 天気:晴
■ 気温:計測不能 -℃(最高気温)-℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さんこんにちは。
昨日に引き続き、今朝は霜が降り氷点下の尾瀬ヶ原となりました。
今日は、落葉の始まった尾瀬ヶ原の様子をお届けいたします。
【氷点下の尾瀬ヶ原の様子】
草木が氷の衣をまとい、美しい姿を見せていました。
【牛首分岐から東電小屋方面へ】
朝から冷え込んでいましたが、太陽が昇り湿原に草紅葉が戻りました。
ハート型の池塘も青空を映していました。
【東電下の大堀橋付近の落葉が進んだ樹々の様子】
生い茂っていた葉が無くなり、橋全体がよくわかります。
【逆さ燧ビュースポットからヨッピ吊橋】
逆さ燧ビュースポットの池塘群では「ミヤマホタルイ」「ミツガシワ」「ヒツジクサ」が棲み分けしているのが分かります。また、この時期にだけ現れる「カンテンコケムシ類」も確認できました。
※「カンテンコケムシ類」は現在、上田代逆さ燧ビュースポット手前の池塘、中田代逆さ燧ビュースポットの池塘、下の大堀川ビュースポット近くの池塘、3ヶ所で確認できます。
【東電尾瀬橋から六兵衛堀、竜宮沼尻川橋付近の様子】
東電小屋から東電尾瀬橋間の林内は今朝の霜の影響か、落葉が進み木道を埋め尽くしています。
六兵衛堀の木道工事も終わり歩きやすくなりました。
竜宮沼尻川橋から川を覗くと「イワナ」が優雅に泳いでいました。
【下の大堀川ビュースポットの様子】
人気のビュースポットも冬支度です。来春のミズバショウ群生を楽しみにしたいと思います。
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◎朝晩はかなり気温が下がります。防寒着(雨対策も)を忘れずに携行しましょう。
◎雨や霜で濡れた木道はかなり滑ります。特に鳩待峠~山ノ鼻の下りはご注意ください。
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尾瀬山の鼻ビジターセンター 新保