2022年8月20日－尾瀬沼ビジターセンターより（ヘリの活躍）

尾瀬沼ビジターセンターブログ
2022.08.20

2022年8月20日－尾瀬沼ビジターセンターより（ヘリの活躍）

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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年（令和4年）シーズンの交通規制や各施設の営業予定についてはこちらのページをご参考ください。
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2022年シーズン中に尾瀬国立公園内で撮影したお気に入りの写真をInstagramに「#尾瀬フォト2022」とハッシュタグを付けて投稿してください。
詳しくはこちらのページをご参考ください。
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■天気：曇りのち雨
■気温：17.9℃（9時）27.3℃（昨日の最高気温）15.6℃（今日の最低気温）

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

今日の尾瀬沼地区は、すっかり秋の空気に包まれて少し肌寒いくらいです。

そろそろ上着が手放せない季節になりそうです。

ビジターセンターの前はヤナギランの花が満開です。

薄いグリーンの葉っぱの色合いに沢山咲いたピンク色の花が鮮やかに引き立ちます。

【長蔵小屋前のヤナギラン】　　

さてここ尾瀬沼に来るには登山口から歩いて来るしかないので、重量物はヘリで運搬します。

ヘリで荷物を吊り上げて運ぶので、そのための準備を事前にする必要があります。

【大清水でのモッコ組作業の様子】
　　　

ヘリ運搬の日程が決まると、不足分の食材や生活物資を調べて

町へ降りてスーパーマーケットやホームセンターで買い出しをします。

箱に入れないと運搬途中に潰れてしまうのですべて箱詰めして

一箱毎に重量を量り総重量を出して報告します。

荷物が揃ったらモッコと呼ばれるネットを広げてその上にブルーシート敷いて

バランスを見ながら荷物を積んでいきます。

この時はお米125kg、味噌6kg、トイレットペーパー30kg等、合計で400kgの荷物を荷上げしました。

ヘリ運搬当日の天候悪化で中止になる時もあるので冷凍食品や生鮮食品は背負子に積んで運びます。

【ヘリ運搬当日の様子】　　

天候が悪いと何日もヘリが飛べなくなることがあるので荷物がワイヤーで吊り上げられて

空の彼方に小さくなっていくと胸が安堵感でほっとします。

次に消防防災ヘリコプターです。

【大江湿原に出動した消防防災ヘリの様子】
　

こちらは今年の6月、大江湿原に疾病者の救助に来た時の様子です。

ヘリが着陸しているように見えますが、タイヤが木道に触れるぎりぎりの所で止まっています。

この後ヘリから救助隊員2名が降りて疾病者をヘリに確保しました。

【沼尻に出動した消防防災ヘリの様子】
　

こちらは今年の8月、沼尻に傷病者の救助に来た時の様子です。

天候が悪い時とか日が暮れるとヘリが飛べなくなるので

ヘリに傷病者が確保されて搬送されていくとやはり安堵感で胸がほっとします。

今年は消防防災ヘリの出動要請が多く見られる様です。

木道で滑って足をひねって骨折したり、手をついて手首を骨折したりと思わぬ危険が潜んでいますので

くれぐれも無理な計画は立てず、余裕をもった行動で尾瀬を楽しまれて下さい。

ぜひ皆さんも尾瀬国立公園にいらして、毎日変わっていく風景や風を感じて見てはいかがでしょうか。

この夏、尾瀬沼ビジターセンターで実施しているイベント３つを紹介させていただきます。

★１「おぜぬまビンゴ」
　こちらは、今日から開催しているイベントです。
　尾瀬沼特製ビンゴ用紙をお渡ししますので、ビンゴを達成してください。
　ビンゴされた方には、ビンゴ限定缶バッジを差し上げております。
　参加費：無料
　実施日：8月12日～31日まで
【ビンゴ限定缶バッジ】

★２「～尾瀬からの便り～暑中見舞い申し上げます」
　美しい尾瀬の思い出を綴ったり、普段お世話になっている方、気になるあの人へ、尾瀬から暑中見舞い、残暑見舞いを出してみてはいかがでしょうか（檜枝岐郵便局さんで、尾瀬の風景印を押してもらいます。）
　参加費：100円（材料費として）
　実施日：～8月31日まで
【暑中見舞いイベントの様子】