- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2021.10.06
2021年10月6日-尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬沼の様子)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気:霧雨
■気温:11.7℃(9時)20.9℃(昨日の最高気温)12.1℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様こんにちは。
今日の天気予報は曇りですが、朝から霧雨のような雨が降っています。
朝の開館作業が終わった時に、短時間でしたが大きな虹が出ていました。
【長蔵小屋と虹】
虹はあまり見ることが出来ないからこそ、虹を見ると良いことが起こりそうな気がして嬉しくなります。
雨の日のご褒美です。
さて、昨日は秋の爽やかな風が吹く中、尾瀬沼を巡回してきましたのでその様子をお伝えします。
今回はビジターセンターから尾瀬沼を時計回りに歩いてきました。
ビジターセンターから三平下の方向へ15分程進むと早稲の砂風(わせのすなっぷう)があります。
こちらの湿原にはベンチがあり、燧ヶ岳もくっきりと眺めることが出来ますので一息つくのにお勧めです。
尾瀬沼周辺の木々の落葉が始まり、視界が明るくなっていて清々しい散策を楽しむことが出来ます。
尾瀬沼一周の途中に大清水平に立ち寄りました。大清水平分岐から片道15分程の湿原は、広々としていて燧ヶ岳も望め、とても静かな場所です。
ただし、大清水平までの登山道には倒木が多くあり、道に迷いやすくなっています。
それほど倒木を跨がずに歩けるような迂回路がありますので、目の前の倒木に惑わされず、ピンクテープなどを頼りに冷静にお進みください。
大清水平を後にし、さらに尾瀬沼南岸を進みます。途中の景色は変化に富み、何処を切り取っても絵画の様に映ります。
そんな美しい景色を眺めながら、ビジターセンターから2時間程かけて沼尻に着きました。
こちらには沼尻休憩所とトイレがありますが、今年は使用できませんのでご注意ください。
それでも尾瀬沼を近くに感じられ、気持ちの良い場所ということもあり、多くの方が休まれていました。
沼尻の地塘ではヒツジグサの葉が真っ赤に染まっていました。
また、こちらの地塘からの眺めは格別です。
帰りは尾瀬沼の北側を燧ヶ岳の裾野に沿って歩きます。
とても歩きやすく木道が整備されています。
北岸もまた、絵画の様な素晴らしい景色を眺めながら歩くことが出来ます。
霜も降り、朝晩は冷え込みますが、晴れているととても心地の良い気候です。
鮮やかに彩られた尾瀬沼の散策をお楽しみください。
*体調に不安がある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えてください。
くれぐれも冷静な判断をお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター