- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.09.24
2021年9月24日—山の鼻ビジターセンターより(尾瀬ヶ原・三条ノ滝巡回の様子)
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2021(令和3)年の尾瀬シーズンも、残り僅かになりました。
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■ 天気:曇りのち晴れ
■ 気温:19.1℃(最高気温) 9.8℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様こんにちは。
今日は尾瀬ヶ原・三条ノ滝巡回がありましたので、その様子をお伝えします。
朝は曇天模様で、時折り小雨がパラつく天気でした。
水中ではスイスイ泳いでいくのに、
木道上では観念したように動きません。
頭は平たいけど、尾は古代魚のように縦長です。
あまり天気が良くないからこその出会いかもしれません。
そういえばオコジョも天気が悪い方が出会う確率が高いと聞いた事があります。
尾瀬ヶ原はいたる所が草紅葉です。
場所によってゼブラ模様のように見えたり、湿原の海に盛り上がる波のように見えたりします。
赤田代の拠水林では、
ヤマモミジらしきカエデ類の紅葉が見事でした。
見晴では、人の顔よりも大きなトチノキの葉が黄色くなり、実をたくさんつけています。
山ノ鼻では、
赤かったヒロハツリバナの実がはじけ、オレンジ色の種が出てきました。
三条ノ滝は、雪解けのときほどの水量はないものの、
その分、流れの筋や岩肌が見えて、風情ある感じでした。
三条ノ滝近辺は、尾瀬ヶ原よりも100m以上標高が低いため、
紅葉については、もう少したつと見頃を迎えそうです。
担当:新井