- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.08.12
2021年8月12日—山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻の様子を紹介)
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■ 天気:曇り
■ 気温:21.1℃(最高気温) 14.9℃(最低気温)
早朝雨上がりの鳩待峠~山ノ鼻間の林内を巡視しましたので、その様子を紹介します。
閑散とした鳩待峠
鳩待峠は尾瀬ヶ原・至仏山・アヤメ平方面への入山口です、例年ですと夏休みは家族づれ等でにぎやかですが、コロナの影響でしょうか。
倒木による木道の破損
一昨日の強風で倒木があり一部木道が破損しました。通行には注意して下さい。
根曲がりネズコ
長年豪雪強風に耐え大木となったネズコ、こうした根曲がりの大木が林内の傾斜地でよく見られます。
オオカメノキ(大亀木)
下界では暑い日が続いていますが、ここ尾瀬では春先に咲いた花は実になり、青い実も色づき始め、秋を感じます。
ノリウツギ(糊空木)
ノリウツギの花は終盤です、落葉低木で尾瀬ヶ原でも良く見られます。
ツノハシバミ(角榛)
実は角がある独特の形をしています、実は食べられますが、尾瀬では取ることはできません。
ツルニンジン(蔓人参)
キキョウの仲間で根がニンジンの形に似ているそうです、もう少しで咲きそうです。
ナナカマド(七竈)
この実も、もう少しすると赤く色付きそうです。
ミズナラの大木
樹齢200年以上はたっているでしょうか、ミズナラの木です。
ブナ・ミズナラなどの実は、ツキノワグマの好物で、秋には良く木に登っているので注意して下さい。
担当:笹原