一覧

寄付のお願い
友の会入会案内

山の鼻ビジターセンターブログ 一覧
news & topics

寄付のお願い
友の会入会案内
  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2021.07.28

2021年7月28日—山の鼻ビジターセンターより(花と向き合う)

===================================================================
尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。

尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。

お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。

====================================================================
■ 天気:晴れ後曇り

■ 気温:25.5℃(最高気温) 14.1℃(最低気温)

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

昨日降り続いた雨も止み、本日は11時前まで強い日差しが注ぎました。
絵に描いたような夏空のもと 山ノ鼻周辺で撮影した鮮やかな植物たちをご紹介します。

クガイソウ。

ブラシ状をした不思議な花を咲かせます。
写真ではわかりませんが、先端にかけてのグラデーションが美しいです。
花言葉は『明るい家族』なんだか実家が恋しくなります。

トモエソウ。

淡い黄色の花弁に水滴がたっぷりついていて、少し透明になっていました。美しい!
背丈は高く、1m近くにもなります。
葉も大きく先端が尖っていて いかにも強そうな雰囲気がありますが、こんな可愛い花が咲くものですから素敵なギャップです。
1日花で直径5cmほどの見ごたえのある大輪の花を咲き継ぎます。

ドクゼリ。

ボール状に花をつける可愛らしい見た目でありながら ドクウツギ・トリカブトと並んで日本三大有毒植物に数えられています。
見た目も似ている同じセリ科の植物にノダケがあります。
こちらは素朴な外見ですが 解熱や腹痛などの薬に用いられます。
類似と相対、おもしろいです。

コバギボウシ。

今の尾瀬ヶ原の主役は、やはりこちらでしょう。
優しい紫色の花冠は内側に濃紫色の線が入っています。
ギボウシの花言葉は、『落ち着き』『沈静』など。
清楚な見た目を反映しているようです。

ゲンノショウコ。

漢字では「現証拠」と書きます。なんだか探偵さんみたいですが、どうやら事件の真相を暴いた訳ではないようです。
古くから下痢止めとして利用されてきたゲンノショウコ。
使用すると直ちによく効き、『現に効果の証拠がある』という意味で名付けられたんだとか。

以上、今ご覧いただけるお花を少し詳しくご紹介させていただきました。

わたしもまだまだ勉強が足りませんが、知れば知るほど楽しさが増してくるなぁと日々感じています。

ましてや尾瀬ヶ原も至仏山も植物の宝庫。

名前の由来やルーツに思いを馳せながら 花と向き合う時間をたっぷり確保するのも、素敵な尾瀬の過ごし方です。

担当:佐久間

  • 尾瀬公式 Instagram
フッター山画像 フッター山画像 PAGE TOP