- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.07.22
2021年7月22日—山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~尾瀬ヶ原(上田代)の様子を紹介します)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
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■ 天気:晴れのち雷雨
■ 気温:28.9℃(最高気温) 11.5℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さんこんにちは
今日は林内と上田代の様子を紹介します。
鳩待峠から尾瀬ヶ原方面の登山道は下りで、石階段・木道階段・木道等の歩道です、このところ午後になると雷雨となり、林内の木道等濡れていると滑りやすいので注意して下さい。
また尾瀬ヶ原は日陰が無いので、炎天下は山岳の尾瀬とはいえ暑いので熱中症に注意です。
大雨時の石段
昨日大雨後の写真で歩道が沢状態となりました、履物は最低軽登山靴は用意して下さい。
トリアシショウマ(鳥脚升麻)
草丈は大きく林内で目立つ、白い細かい花を沢山付け、枝の分かれ方を鳥の足に見立てたもの。
ミズキ(水木)
花から種に、その種も少し茶褐色に色ずいてきました。
テンマ沢
このところ夕立があり河川や沢の水量が多い、尾瀬の沢水(清流)は真夏でも水温5~6℃で冷たいです。
尾瀬ヶ原(上田代)
手前の小径木はヤチヤナギ(ヤマモモ科)で、唯一尾瀬ヶ原全体に群落して見られる、落葉低木です。
池塘
花はキンコウカ、池塘の葉はヒツジグサで時間が早く、開花は見られませんでした。
尾瀬ヶ原
夏休みにはいりハイカーが増えてきました、前方の山は燧ケ岳(2356m)、最近マスクの落とし物が増えています、落とし物・忘れ物には注意して下さい。
尾瀬ヶ原
上田代に多く見られる池塘と前方の山は至仏山(2228m)、高山植物が多く咲き、多くのハイカーが登ります。
ミズチドリ(水千鳥)
ラン科の植物、緑の植物の中で白い花が目立ちます。
尾瀬(山岳)は天候が変わりやすく、気温も朝夕は冷えます、雨具・防寒着等身支度をしっかり整えてお越し下さい。
担当:笹原