- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.06.13
2021年6月13日—山の鼻ビジターセンターより(尾瀬植物研究見本園の様子)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
山の鼻ビジターセンターは新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、現在閉館中です。
詳しくはこちらをご覧ください。
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■ 天気:晴れのち曇り
■ 気温:22.5℃(最高気温) 10.0℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
連日、山ノ鼻周辺ではいいお天気が続いており、日中は暑いと感じる陽気でしたが、今日は少しどんよりとしたお天気です。
山の鼻ビジターセンターの周りでは、早朝からカッコウとウグイスが競い合うように鳴いており、その合間にホトトギスの鳴き声も聞こえてきます。
山ノ鼻には、湿原の植物を観察できるように、1周約1kmの木道が設置された「尾瀬植物研究見本園(研究見本園)」があります。シーズンを通して様々な植物を楽しむ事ができます。今日はその研究見本園を紹介します。
研究見本園から見る日の出が、だんだんと燧ケ岳の頂上に近づいてきました。
ミズバショウの葉が大きく成長してきており、斑入りミズバショウの葉がひときわ目立っています。
リュウキンカはまだまだたくさん咲いていますが、中には実になった物もみられます。
たくさんのワタスゲが果穂になり、遅咲きのミズバショウと同時に楽しめる場所もあります。
そして、今、ミツガシワが沢山花を咲かせています。
その他にも、タテヤマリンドウやヒメシャクナゲ、コバイケイソウなど様々な植物を見ることができます。
現在、研究見本園にはシカの侵入を防ぐために、防鹿柵が設置されており、木道上にゲートがあります。出入りは自由ですが、開けたら必ず閉めるようにお願いいたします。
山の鼻ビジターセンターの展示室は明日、6月14日7:00から開館予定です。
梅雨に入る時期となっています。日中は暖かくても、朝晩は気温が下がります。お越しの際は、雨具や防寒着の用意をお願いします。
担当:加藤