- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2019.09.22
2019年9月22日ー山の鼻ビジターセンターより(尾瀬の成り立ち)
■ 天気:晴れのち曇り
■ 気温:18.4℃(最高気温) 17.1℃(最低気温)
みなさん、こんにちは!
本日は朝は晴れて気持ちが良く、
植物が太陽に照らされてキラキラと輝いていました。
土日祝日の恒例イベント、
朝の観察会もすがすがしい天気の中、
お客さんといろいろなお話をさせていただくことができました。
「気持ちの良い天気の中、朝の観察会を行いました」
「尾瀬に住んでいる職員ならではの解説を行います!」
さて、昨日の夜は「尾瀬の成り立ち」というイベントを開催しました。
群馬県立自然史博物館の菅原久誠先生をお招きし、
尾瀬の岩石から尾瀬の成り立ちの謎を紐解く、
大変興味深いお話をしていただきました。
「群馬県立自然史博物館の菅原先生」
菅原先生は尾瀬で行われている
「第4次学術調査」の岩石研究を行っていらっしゃいます。
今まで岩石研究の方は調査団には入っていなかったそうなのですが、
今回、新たに加わり、岩石の視点から尾瀬の歴史を紐解いています。
今回の岩石調査では新たな事実も見つかり、
今後の尾瀬の歴史が新たに塗り替えられるのでは!?という発見もあったそうで、
私たちビジターセンター職員も先生のお話に終始驚いていました。
「今回の研究で龍宮小屋前の”皮篭岩(かわごいわ)”から採取した石」
一般のみなさまは、今回のように研究者の方と
接する機会はなかなかないと思いますので、
参加された方々も興味深々で聞いていらっしゃいました。
ご参加いただいたみなさん、そして菅原先生、
本当にありがとうございました。
今後の菅原先生の研究結果では、
もしかしたら尾瀬の新事実が公表されるかもしれません!
結果の発表が待ち遠しいですね!
※群馬県立自然史博物館は群馬県富岡市にある博物館です。
尾瀬の常設展示も行われています。
担当:萩原