- 今日の尾瀬
- 2018.10.24
2018年10月24日-尾瀬沼ビジターセンターより(燧ヶ岳裾野一周)
■ 天候:曇り
■ 気温:8.7℃【9時】 10.4℃【昨日の最高気温】 6.1℃【今日の最低気温】
ブログをご覧の皆様こんにちは。
ここ4日ほど秋晴れの心地よい天気が続いています。
朝晩は放射冷却の影響で冷え込みます。
尾瀬に来る際は防寒対策をしっかりしましょう。
また、霜が降ると木道は凍ってたいへん滑りやすくなります。
下りは特に転倒に気をつけましょう。
さて、昨日の10月23日は今シーズン最後の巡回でした。
尾瀬沼を出発して
沼尻~白砂峠~見晴~赤田代~段吉新道~燧裏林道~御池と、
燧ヶ岳の裾野を一周するような形で巡回してきました。
沼尻の景色はいつも見とれてしまいます。
この時期は特に静かな尾瀬なのでのんびり出来ます。
*沼尻休憩所と公衆トイレは閉鎖されています。
白砂峠を越えて徐々に標高が下がると段々ブナの木が目立つようになります。
枝先の葉はほとんど枯れ落ち、木道に落ち葉が目立っていました。
ハイシーズンはもの凄い賑わいを見せる見晴地区も静かな場所になっていました。
営業している山小屋は燧小屋と桧枝岐小屋の二軒。どちらも27日の宿泊で営業を終える予定です。
尾瀬シーズンも終わりに近づき、冬の雪対策に橋の踏板を外してある場所があります。
写真の看板通り、ヨッピ吊橋と東電下ノ大堀橋は通行できませんのでご注意下さい。
段吉新道~燧裏林道に入るとすれ違う人はわずかに山ノ鼻ビジターセンターの職員一名だけでした。
そして、裏燧大橋も冬の準備で両側の柵を外してありました。
通行の際はお気を付け下さい。
駐車場に出る少し手前に両側ダケカンバの場所があります。
ブナと同様、葉をほとんど落としてしまいましたが、
特徴的な幹が存在感を表しています。
早くも春の準備を進めている植物を至るところで見かけますが、
尾瀬を代表する植物であるミズバショウも、
早くも新芽をつけて、春の到来に備えています。
初霜、初冠雪、氷点下と徐々に冬の到来を予感させる晩秋の尾瀬。
最後の静けさを味わいにぜひ尾瀬にお越し下さい。
担当:矢巻