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お出かけの際には、2025（令和７）年シーズンについての確認をお願いします。

【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原（竜宮・見晴地区）から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
○富士見峠公衆トイレは故障のため使用できません。
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■天気：晴れ
気温：27.9℃（最高気温）15.9℃（最低気温）

ブログをご覧の皆様、こんにちは。尾瀬では夏の青空が広がる日が続いています。
本日は、尾瀬ヶ原の様子をお伝えします。

【湿原の目覚め】

雲の切れ間が茜色に染まりだし、光の筋と共に朝日が昇り始めました。夏の一日の始まりです。

【上田代】

池塘は秋の気配を感じる色に染まり始めていました。

【尾瀬ヶ原から望む百名山】

尾瀬ヶ原を東に進むと燧ヶ岳が、西に進むと至仏山を見ながら歩くことができます。
池塘越しの山、ベンチに座って眺める山、様々な場所でその雄姿を見ることができます。木道の向こうにそびえるその姿は、尾瀬ヶ原を歩く登山者をいつも見守ってくれているようです。

【秋の気配を感じる花々】

咲き始めたタムラソウには、キアゲハがさっそく蜜を吸いに来ており、ゲンノショウコは紅白仲良く咲いていました。
チョウジギクやオクトリカブト、ウメバチソウなども咲き始めています。ノリウツギはピンク色に染まっていました。

【ミズオトギリ】

中田代でミズオトギリの花をようやく見つけることができました。
左の実の状態を多く見ることが出来ますが、右のような開花した状態はなかなか見ることができません。午後になってようやく開花する朝寝坊な花です。開いた花を見つけると、なにか嬉しい気持ちになります。

【拠水林】

尾瀬ヶ原を歩いていると湿原の先に林があり、その林の中には川が流れていて、そこを過ぎるとまた別の湿原が現れます。この林は拠水林と呼ばれています。山から流れ込む川により栄養分に富んだ土砂が運ばれ、それが堆積するとそこに木の芽が育って拠水林が形成されます。
特に晴れた夏の尾瀬ヶ原は、日差しを遮るものがありません。拠水林の中に入ると涼しくなり、湿原の中のオアシスのように木陰のありがたさを実感できます。皆さんもこのオアシスを巡りながら尾瀬ヶ原を歩いてみませんか。

尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。

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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存

ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。

特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。

・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第四弾」は「昔日の尾瀬と愛らしい生き物たち」です。　

尾瀬山の鼻ビジターセンター　新倉