- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.08.17
2025年8月17日-山の鼻ビジターセンター(鳩待峠~アヤメ平の様子)
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お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
○富士見峠公衆トイレは故障のため使用できません。
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■天気:晴れ
気温:30.4℃(最高気温)17.2℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は、鳩待峠~アヤメ平の様子をお伝えします。
【アヤメ平への入山口】


鳩待峠にあるアヤメ平方面への入山口は、先だって営業を終了した旧鳩待峠休憩所の裏手にあります。登山届提出ボックスが設置されていますので、まだの方は備え付け用紙にご記入の上、入山なさってください。
【登山道の様子】


初めのうちは広葉樹林の中の道ですが、登るにつれて針葉樹が増えてきます。土や石の道のほか、木道が敷かれている区間も多いです。木道は滑りやすいので、転倒しないように気を付けて歩きましょう。


展望に乏しい区間ですが、足元の小さな花や色付いた実を探しながら、また緑鮮やかなコケや陽の光に透ける木々の葉を見ながら、林内歩きをお楽しみください。


【横田代】


突然視界が開けると、そこが横田代です。標高を少し上げると広々とした湿原になり、振り返ると至仏山を望めます。横田代では、キンコウカが実になり始めていました。

【アヤメ平】

もうしばらく歩くと、アヤメ平に到着します。アヤメ平は広々とした台地上の湿原です。大きな池塘が点在し、天気がいいと燧ケ岳や上越方面の山々が見渡せます。
アヤメ平にも、キンコウカが広がっていました。

【見られた植物】




横田代やアヤメ平周辺では、キンコウカのほかにイワショウブ、ミヤマアキノキリンソウなどが咲いていました。キンコウカの色づきがさらに進んで、今年も黄金色の草もみじが見られるといいですね。
鳩待峠~アヤメ平間は、標高差約400m、距離約5Kmの登山道です。標準コースタイムは、上り約2時間10分、下り約1時間40分です。しっかりとした装備とゆとりある計画でお楽しみください。
尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第四弾」は「昔日の尾瀬と愛らしい生き物たち」です。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 天津











