- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.08.16
2025年8月16日-山の鼻ビジターセンター(尾瀬の目覚め)
============================================================
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
○富士見峠公衆トイレは故障のため使用できません。
============================================================
■天気:晴れのち曇り
気温:26.9℃(最高気温)13.7℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は、尾瀬ヶ原の朝の風景をお伝えします。
【朝霧のなか】8月15日の朝、東の燧ヶ岳方面から朝日が昇る前の様子です。
濃い朝霧が立ち込めて、尾瀬の一日が始まろうとしています。


視界は20メートルほどしかありませんが、浮かび上がる湿原の風景は幻想的な面持ちと、一日の始まりの序曲のようです。

【朝露にきらめく蜘蛛の家】

アブラガヤが色づき始め湿原に濃淡が目立ち始めました。湿原の凸凹で色のコントラストが大きくなり、これから草紅葉へと変わって行く様が楽しみです。
【尾瀬ヶ原の白虹】
研究見本園で見られた白虹です。濃い霧から靄へと薄くなり、朝日が射し込むと見られる確率が高くなります。この時は朝6時頃でした。

【朝焼けの朝】
8月16日は、燧ヶ岳方面から昇る朝日が、雲に赤く反射した朝焼けの目覚めでした。

【静かな時間】
宿泊された窓から外を覗いてみてください。静かな尾瀬の眠りを感じることができると思います。

朝の風景や深夜の星空、窓から見える月影などは、尾瀬に24時間滞在することで感じることができる風景かもしれません。
尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。
============================================================
ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

============================================================
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
============================================================
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第四弾」は「昔日の尾瀬と愛らしい生き物たち」です。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 新保











