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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2025.07.17

2025年7月17日-山の鼻ビジターセンター(尾瀬ヶ原の様子)

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お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。

【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
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■天気:曇り
気温:21.4℃(最高気温)17.5℃(最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
台風が去り梅雨の晴れ間が広がった昨日、爽やかな風の吹く尾瀬ヶ原を歩いてきました。
本日は、その尾瀬ヶ原の様子をお伝えします。

【青空とノアザミ】

梅雨の合間の青空に、ノアザミが木道脇でそよ風に揺れていました。

緑の湿原に、色華やかなナガバノモウセンゴケが見られます。よく観察すると小さな白い蕾を付けていました。

【下ノ大堀川ミズバショウ群生地】

ミズバショウに変わり、ニッコウキスゲが湿原に彩りを加えています。ベンチに座って至仏山方向に目を向けると、奥に黄色のニッコウキスゲの群生が見えます。

【中田代のニッコウキスゲ群】
東電下の大堀橋からヨッピ吊橋間のニッコウキスゲが見頃です。

シカ侵入防止柵の成果で、年々元に戻りつつあるニッコウキスゲ群。尾瀬ヶ原一面が黄色の湿原に変わる日が楽しみです。

【夏から秋への足跡が】

まだまだ夏の尾瀬ヶ原ですが、少しずつ色づき始めた植物も見られました。

【見られた動植物】

尾瀬では寒暖差が大きく、朝夕は寒く感じることもありますが、晴れた日の日中は最高気温が30℃くらいまで上がることもあります。防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また雷注意報が出ている場合には、午後になると天気が急変し雷雨になることが多いです。計画的な登山で早めの行動を心がけてください。

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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存

ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。

特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。

・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第二弾」「尾瀬 春から夏へ」です。
(ニッコウキスゲ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、ミツガシワ)


尾瀬山の鼻ビジターセンター 新保

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