- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2024.08.08
2024年8月8日-山の鼻ビジターセンターより(尾瀬ヶ原の様子)
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尾瀬にお出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================
■天気:曇り
■気温:28.2℃(最高気温)16.3℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
本日は、時折陽が差すものの、終始曇りがちの天気でした。
山ノ鼻周辺で、ツキノワグマの目撃が増えていますので、鈴など音の出るものを身に着けてお越しください。見かけた場合、写真を撮ったり観察したりせずに速やかにその場を離れてください。クマが人間に慣れてしまう一因となってしまいます。
昨日、尾瀬ヶ原を歩いてきましたので、その様子をお伝えします。
【池塘の様子】
ヒツジグサの葉が色付き始めていました。池塘周辺の緑色、ヒツジグサの葉の黄色や茶色、花の白など、池塘は今、カラフルです。
【実】
いろいろな実も色付き始めています。ツルコケモモは赤田代分岐周辺で、ケナシヤブデマリは拠水林など林内で見られます。
【 目立った花】
湿原で多く見られる花は、この二つです。ミズギクは尾瀬ヶ原のあちこちで群生が見られます。サワギキョウは木道の近くで咲いていて、青紫色の花が目に鮮やかに映ります。
【ジャコウソウ(麝香草)】
竜宮尻や東電下の大堀橋など、拠水林の木道そばに咲いています。花の大きさは4~5cmとやや大きめですが、葉の付け根に下向きに咲いているので見つけにくいかもしれません。注意して探してみてください。
【お知らせ】
◎三条ノ滝園地において、老朽化した展望台の改修工事が始まりました。
詳細につきましては、三条ノ滝園地通行止めのお知らせ をご参照ください。
◎富士見峠の公衆トイレは、故障のためご利用できません。ご注意ください。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になっています。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00~6:00の間の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。
・詳しくは、こちらをご覧ください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付、募金、協力金等をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2024年「第二弾」の夏の尾瀬シリーズは今週末(8/10)までとさせていただき、無くなり次第終了いたします。「第三弾」「尾瀬の人気者シリーズ」を近日開始いたしますのでお楽しみに!!
尾瀬山の鼻ビジターセンター 天津