- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2024.08.05
2024年8月5日-山の鼻ビジターセンターより(山ノ鼻周辺の様子)
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尾瀬にお出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================
■天気:曇り
■気温:26.4℃(最高気温)18.9℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は、梅雨に戻ったような一日となり、湿度が高く蒸し暑さを感じました。
本日は、山ノ鼻周辺の様子をお伝えします。
【尾瀬ヶ原入口付近】
ミズギクが群生していて、黄色が目立つお花畑になっています。
【咲いていた花】
ツルニンジンとソバナは林内に生育する植物で木道脇で花を咲かせていました。イワショウブは湿原で生育し、花の茎が粘り、虫の羽などが付いているのを見かけます。蟻などの地を這う昆虫類が花粉や蜜を持ち去るのを防ぐための適応と考えられています。
【研究見本園の池塘】
オオルリボシヤンマが産卵をしていました。ゆっくりとホバリングをしながら産卵場所を決めているようで、水面を飛び回る羽音がよく聞こえました。羽が水に触れるところまで下がって産卵する様子を間近で見ることができました。
尾瀬に訪れる際は、衣服の調整や水分補給など暑さ対策と、また天気の急変に備えてレインウェアを必ず持参してお越しください。
【お知らせ】
◎三条ノ滝園地について、老朽化した展望台の改修工事を予定しています。
詳細につきましては、三条ノ滝園地通行止めのお知らせ をご参照ください。
◎富士見峠の公衆トイレは、故障のためご利用できません。ご注意ください。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。17:00~6:00の間の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付、募金、協力金等をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2024年「第二弾」の夏の尾瀬シリーズは今週末(8/10)までとさせていただき、無くなり次第終了いたします。「第三弾」「尾瀬の人気者シリーズ」を近日開始いたしますのでお楽しみに!!
尾瀬山の鼻ビジターセンター 渡辺