- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2023.06.16
2023年6月16日-尾瀬沼ビジターセンターより(ニッコウキスゲの蕾を発見!)
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2023年シーズン中に尾瀬国立公園内で撮影したお気に入りの写真をInstagramに「#尾瀬フォト2023」 とハッシュタグを付けて投稿してください。
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■天気:曇り時々雨
■気温:12.1℃(9時)15.4℃(昨日の最高気温)10.9℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様こんにちは。数日間、雲に覆われた尾瀬沼周辺ですが、今朝は少しだけ青空が見えました。
【青空と燧ヶ岳】
【ニッコウキスゲの蕾】
大江湿原内を歩いているとニッコウキスゲの蕾を一つだけ見つけることができました。ニッコウキスゲの見頃は例年7月中旬~下旬となっています。尾瀬沼ビジターセンターブログではニッコウキスゲの情報を積極的に更新していきます。尾瀬にお越しになる前に是非、最新のブログをご覧ください。
【蕾いろいろ】
ニッコウキスゲの他にも、大江湿原では様々な蕾が見られます。レンゲツツジの赤い蕾がこれからの見頃を予感させてくれます。
【お花いろいろ】
時々「ミズバショウの次はニッコウキスゲが咲くまでお花はお休みだよね~」と聞くことがありますが、ニッコウキスゲの見頃前にもたくさんの花が湿原内を彩っています。是非お気に入りの花を探してみてください。他にもイワカガミ、ツボスミレ、リュウキンカ、ナツトウダイなどが見られます。
【トウヒの様子が…?】
大江湿原内の土塁付近にある一本のトウヒ。普段は深緑色をしているはずですが、なんだか赤っぽく見えます。カメラをズームしてみると…
【トウヒの花】
びっしりとトウヒの花が咲き乱れていました。落葉性の広葉樹に比べて変化に乏しいように思われる常緑の針葉樹ですが、6月にはその姿を豹変させます。
【コメツガとオオシラビソ】
トウヒの他にも針葉樹が様変わりしています。柔らかなコメツガの新芽や一風変わったオオシラビソの花など、今だけ限定の光景です。
【イワツバメ】
尾瀬沼地区の公衆トイレではイワツバメの営巣しており、親鳥がせっせと雛にエサを運んでいました。巣立ちの時期になると地面にうずくまっている幼鳥を見かけるかもしれません。親鳥が遠くから見守っていますので、近づくことのないようお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター