- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2023.06.01
2023年6月1日-山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻間の様子)
============================================================
〇尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2023(令和5)年尾瀬シーズンについての確認をお願い致します。
〇【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
【ご注意ください】
※5月7日~6月30日まで、植生保護のため至仏山登山道は閉鎖となっております。
============================================================
■天気:晴れ
■気温:計測不能 -℃(最高気温)-℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
今日は、鳩待峠~山ノ鼻間の樹木や植物の様子をご紹介します。
【ブナ】
鳩待峠から少し下ると、ブナの大木が多く出てきます。
ブナの北側には苔類が多く見られます。(北風で雪が付き湿気が多いためです)
【至仏山(2228m)】
鳩待沢から少し下ると至仏山展望箇所があります。
至仏山の残雪と樹木の新緑が綺麗でした。
【クロモジ(黒文字)】
樹皮は灰褐色、枝は黄緑色で黒い斑があり、今の時期は花が見頃です。
【ヒロハユキザサ】
もう少しで開花となります。
【オオカメノキ(大亀木)】
林内で白い花が目立ちます。
【サンカヨウ(山荷葉)】
サカンヨウの花が咲いていました。
林内では樹木や植物の花が多く見られたり、また野鳥の鳴き声が聞こえ楽しめます。
ツキノワグマに御注意ください。
尾瀬内でのツキノワグマ目撃情報が多数寄せられています。
遅い時間に山小屋に到着される方、下山される方がクマに遭遇する事例が多いです。
早朝・夕方はクマの活動時間であるため、遭遇する危険性が高くなります。
もともと尾瀬はツキノワグマの生息地です。
尾瀬を散策する時には、クマの生息地を訪れるということを忘れず、安全に尾瀬を楽しんでいただくため、クマに遭遇しないための次の行動を心がけてください。
・行動時はクマ鈴など音が出る物を身につけて人間の存在をアピールする。
・食べ物を木道などに落としたり捨てたり放置したりしない。
・早朝や夕方はクマの活動時間であるため特に注意する。
・クマを見かけても騒がず、静かに速やかに立ち去る。
・クマを見かけても写真などを撮って刺激しない。
・子グマの近くには親グマが必ずいるので特に注意する。
============================================================
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2023年第一弾(水芭蕉・至仏山・燧ヶ岳)
尾瀬山の鼻ビジターセンター 笹原