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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで、開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気：曇
■気温：5.0℃（9時）8.9℃（昨日の最高気温）1.1℃（今日の最低気温）

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
どんよりとした曇空ですが、昨日までと比べると気温が高く、過ごしやすく感じます。

今朝の大江湿原の様子です。

【大江湿原を見渡せるテラスより】

昨日は冬を迎える準備としてテラス柵の撤去作業を行いました。

【テラス柵撤去の様子】

また、雪の重みで窓ガラスが割れたりするのを防ぐための雪囲いの作業も、着々と進んでいます。

【旧ビジターセンター】

【尾瀬沼ビジターセンター】

さて、尾瀬のシーズンも残すところ数日となりました。
尾瀬で過ごす間、私達に様々な表情を見せてくれた尾瀬。

特に個人的には「虹」をとってもよく見た年でした。

その中で印象的だったのは、朝焼けのピンク色の空に見られた虹でした。
今までは早朝に虹を見たことはなかったので、カーテンを開け、虹が見えた時は思わず外へ飛び出しました。

【尾瀬沼に架かる虹】8月19日AM5：00

また、別の日も朝から虹が出ていました。

【燧ヶ岳と虹】9月27日AM5:40

この日は朝5時半頃から何度も出たり消えたりを繰り返し、1時間程にわたり虹を見ることが出来ました。

【燧ヶ岳と虹】9月27日AM6：35

そして、以前ブログでもご紹介しましたが、この日も朝から虹を見ることが出来ました。

【長蔵小屋と虹】10月6日AM7：40

そう考えると、尾瀬では朝から虹を見ることは意外と珍しい事ではないのかもしれません。
朝焼けの空に浮かぶ虹は味があり、とても幻想的です。
皆様も是非、来年は尾瀬にお泊まりになり、朝から空を眺めていただければと思います。

また、尾瀬には雪が降り積もっていたこの日、尾瀬の玄関口である片品村では大きな虹を見ることが出来ました。

【かたしな道の駅より】番外編　10月20日14：45　

以前読んだ尾瀬に関する本の中で、
「尾瀬の端から端まで歩いても誰にも会わないような、晩秋の静かな尾瀬が好き」
とおっしゃていた方がいました。
まさに今、山小屋の皆さんが下山し、尾瀬は静寂に包まれています。
いよいよ冬が来て来年まで尾瀬へ来られなくなるかと思うと寂しい気持ちにもなりますが、あと数日、静かな尾瀬を堪能したいと思います。

＊尾瀬沼地域では山小屋（売店・食堂を含めて）は全て営業を終了しました。
　尾瀬沼にお出での際は、昼食や飲料は持参となりますのでご注意ください。
　また、11月に入ると道路閉鎖をする箇所もありますので、お出での際は情報を集めてから判断をお願いします。

＊尾瀬沼地域への入山口では、群馬県側の大清水～一ノ瀬間の低公害車、福島県側の御池～沼山峠間のシャトルバスは既に営業を終了しています。

＊尾瀬沼ビジターセンターは、10月31日まで開館しています。
　
＊体調に不安のある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えましょう。
　くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。

尾瀬沼ビジターセンター