- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.08.24
2021年8月24日—山の鼻ビジターセンターより(移りゆく季節)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
山の鼻ビジターセンターは新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、現在休館中です。
詳しくはこちらをご覧ください。
ツキノワグマの目撃が頻出しているため、入山者の皆さんの安全を第一として植物研究見本園を一時閉鎖しております。
皆様のご理解とご協力をお願いすると共に、クマ鈴の携帯や朝夕の時間帯は声を出すなど安全対策をお願いいたします。
なお、至仏山入口は見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
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■ 天気:曇りのち雨
■ 気温:20.2℃(最高気温) 12.3℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今朝は尾瀬ヶ原できれいな朝焼けが見られ、
気持ちよく、1日のスタートがきれました。
尾瀬ヶ原で、最近増えている花は、
ミヤマアキノキリンソウ
群生して咲いていると、そこは陽だまりのようです。
タムラソウ
ノアザミに似ていますが、トゲは無く、
花の下の粘り気もありません。
拠水林では、
オクトリカブトが目立って増えています。
名前の通り、頭にかぶり物をしているような形です。
最近まで咲いていた花が、どんどん実になっているのも、目につきます。
ふっくらとした大粒アーモンドみたいな形のこの実は、
トモエソウです。
サワギキョウは、まだまだ花も咲いていますが、
実もしっかり膨らんで来ました。
小さな白い花を咲かせたナガバノモウセンゴケ。
今は黒っぽい実をつけています。
ニッコウキスゲは、ピーマンのような実がふくらんでいましたが、
それが乾いて褐色になり、中から黒くてツヤのある種子が出てきました。
尾瀬で最も大きいトンボと言われる
オオルリボシヤンマ。
池塘で産卵していました。
巣に残るイワツバメのひな。
今日見ると、1羽少なくなっていました。
夏も終わりそうなので、残る2羽にも頑張って巣立ってほしいものです。
担当:新井