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大江湿原~沼尻(尾瀬沼北岸ルート)

ルート解説

 このルートは一般に尾瀬沼北岸ルートと呼ばれています。

 燧ケ岳の裾野と尾瀬沼が交互に入り組んだ場所を抜けるルートで、ルートを進んで行くと尾瀬沼の入江になった部分に小さな湿原が次々と現れてきます。

 尾瀬沼北岸の森と湿原を交互に通過しながら、季節ごとに変化する湿原や対岸の景色を楽しみながら歩きましょう。尾瀬沼畔に整備された木道は、多少の起伏がありますがよく整備され歩きやすいです。

■幅広の木道が敷かれていて歩きやすい

 大江湿原から燧ヶ岳の裾野に広がるオオシラビソの森を通り、長英新道との分岐点を過ぎると浅湖湿原に到着します。

 湿原から尾瀬沼方面へと植物の様子も移り変わり、湖岸にはフトイが生い茂り、尾瀬ヶ原にはない湖沼の風景をつくりだしています。

■コース途中には小湿原が点在する

 フトイの合間にはカモやサギの仲間などの水鳥、森の中にはリスやオコジョなどの動物たちが姿を現すこともあります。

■尾瀬沼の湖畔には多くの野鳥が見られる