- 今日の尾瀬
- 2019.08.30
2019年8月30日-山の鼻ビジターセンターより(尾瀬の日 ~昔と今の山ノ鼻~)
■ 天気:曇りのち雨
■ 気温:21.6℃(最高気温) 14.5℃(最低気温)
こんにちは!
本日8月30日は尾瀬国立公園が生まれた日「尾瀬の日」となっております。
尾瀬の記念すべき日ですので、昔と今の尾瀬山ノ鼻を写真で比べてみたいと思います。
こちらは建設中の山の鼻ビジターセンターの写真です。
開設は平成5年でした。
今では目の前の大きな木は無くなり、代わりに色々な草花が育ってきているのが見れます。
以前の公衆トイレの写真です。
この時は、植物研究見本園の前に位置していたそうです。
このときは浄化槽はなく、便槽にためていく仕組みでした。
今は山の鼻ビジターセンター横に建っています。
以前の公衆トイレから、様々な水質浄化の取り組みを経て、
今では裏側に合併処理浄化槽を設置して尾瀬の自然を守っています。
(合併処理浄化槽はトイレの汚水や生活排水を処理できる施設です。汚泥は乾燥され、ヘリで尾瀬の外へ運ばれます)
そして今の至仏山荘です。
入り口の位置が少し変わり、煙突が出来てお洒落な山小屋になっておりますね。
最後に白黒写真の頃の大昔の山ノ鼻小屋と尾瀬ロッジの写真です。
この頃は木々が少なくて、山ノ鼻から燧ヶ岳が見やすかったんですね。
今の尾瀬ロッジ。
位置が変わって山小屋が3軒並ぶ様になりました。
尾瀬の昔と今の写真を比べてみるのも、尾瀬の歴史を垣間見れて面白いですね。
皆さんも、尾瀬の日には自然を楽しむと共に、尾瀬の歴史にも触れてみて下さい。
尾瀬の歴史は自然保護活動の歴史でもあります。
今日まで、どのように尾瀬の自然が守られてきたのかを知ると、もっと尾瀬が好きになれるのでは無いかと思います。
担当:坂上