- 今日の尾瀬
- 2019.08.21
2019年8月21日ー山の鼻ビジターセンターより(尾瀬ヶ原の実になるお話)
■ 天気:晴れのち雨
■ 気温:25.9℃(最高気温) 15.3℃(最低気温)
皆さん、こんにちは。
今日の天気は曇っていたかと思ったら晴れて、晴れたかと思ったら雨が降る。といったような落ち着きの無い天気の一日でした。
本日は、そんな尾瀬ヶ原を巡回して参りましたので「尾瀬ヶ原の実になるお話」をしたいと思います。
尾瀬ヶ原では沢山の花々が毎年咲き誇ります。
咲いた花は、蜜を吸いに来た虫などに受粉させて貰う事により、、、
実になり、やがて種になります。(チョウジギクの花にアブが止まってますね!)
今の尾瀬ヶ原では色んな実を付けた植物が沢山です!
竜宮小屋の裏手では実をつけた「オオウバユリ」の大群生を見る事が出来ます。
黄色く咲き誇っていた「キンコウカ」も、もう少しで実が膨らんできそうです。
中には風媒花と呼ばれ、虫に頼らず、風で花粉を飛ばして受粉させる植物もあります。(風媒花の植物は、虫に運んで貰う必要が無いので、お花が地味と言われております。)
今、沢山実が出来ていて、稲の様な植物のアブラガヤは風媒花の植物です。
みんなに人気のワタスゲも風媒花の植物だったりします。
以上、「尾瀬ヶ原の実になるお話」でした。
皆さんも尾瀬に来た時の、話の種にしてみて下さい!
担当:坂上