■　天気：晴れ
■　気温：31.1℃(最高気温)　18.3℃(最低気温)

皆さん、こんにちは。
尾瀬ヶ原は昨日に続き
最高気温30℃越えの暑い一日となりました。
今日は現在、植物研究見本園で見られる植物を紹介します。

まずはコバギボウシ。
現在、淡い紫色の花が見頃を迎えています。

続いて、トモエソウ。
花びらが巴形にねじれていることから
この名がついたと言われています。

蕾が沢山見られていたオゼミズギク。
ついに咲きました。
湿原に鮮やかな彩りを添えています。

こちらはニッコウキスゲの実です。
花はほぼ終わり、現在は実が膨らんできて
いるものもあります。

これは何でしょうか？
じつはミズバショウの実なのです。
ミズバショウは実が熟すと種が現れます。
種はゼリー状の膜に守られ川下へと流れていき
また新しい仲間を増やします。

最後にノアザミ。
つい、この間咲き始めたかと思ったら
もう種子を飛ばし始めていました。

植物研究見本園では初秋を伝える花が
続々と咲き始めています。
また、夏を彩った花たちは
実をつけたり種子となったり
次の季節への準備を始めているようでした。
尾瀬にお越しの際は植物たちの色々な表情にも
注目してみて下さい。

尚、尾瀬ヶ原は山岳地域のため
日中は晴れていても夕方近くになって
急に天候が崩れることがあります。
レインウェアなど十分な装備をしてお越しください。

担当：柴崎