■　天気：曇り
■　気温：19.5℃(最高気温)　9.4℃(最低気温)
今日の尾瀬ヶ原は時折、晴れ間も見えましたが
曇りがちな一日でした。
今回は、現在の山ノ鼻地区周辺及び植物研究見本園の様子をお伝えします。

山ノ鼻地区周辺ではイワツバメが
巣の材料を集めている様子が見られます。
以前より巣の形が整ってきました。

現在の植物研究見本園から望む至仏山。
ミズバショウはまだ少し見られます。

植物研究見本園で現在見られるお花たちをご紹介致します。
まずはチングルマ。かわいらしいお花が見頃を迎えています。

続いてヒメシャクナゲ。壺のような形の小さなお花をつけます。
離れてみると樹木であることが実感できますね。

こちらはタテヤマリンドウ。
湿原全体を見渡した時、花が開いた様子は金平糖のように見えます。
日が陰って閉じている時は、まるでソフトクリームの様で
どちらにしてもおいしそうです。

ワタスゲの果穂も目立つようになってきました。

ミズバショウの見頃は、やや過ぎつつありますが
小さなお花たちが色彩豊かに咲く様子が見られます。
是非、視線を落として散策を楽しまれて下さい。

尚、尾瀬ヶ原ではツキノワグマの目撃情報が相次いでいます。
ばったり遭遇を避ける意味でもクマ鈴などを携行して下さい。
また、遭遇した際には静かにその場を離れ
写真撮影などはクマを刺激しますのでご遠慮下さい。

担当：柴﨑