- 今日の尾瀬
- 2017.09.07
2017年9月7日-山の鼻ビジターセンターより(ウメバチソウの観察)
■天候 雨のち曇り
■気温 18.0℃(最高気温) 14.4℃(最低気温)
今の尾瀬ヶ原で多く見られる花の1つにウメバチソウがあります。
ウメバチソウは咲いた直後には5本の雄しべが中央に集まっていますが、
1日に1本づつ外側に伸びていくため、雄しべを見れば
咲いてから日数が分かるカレンダーのような花だと言われます。
今回は個人的に数日に渡ってウメバチソウの観察を行いましたので、
その様子を紹介します。
1日目
まだ全ての雄しべが中央に集まっているウメバチソウを見つけ観察を始めました。
3日目
前日と同じ時間に観察に行ったのですが雄しべに変化は見られませんでした。
隣の蕾が開き始めています。
今回の観察では、ウメバチソウの雄しべは多少のズレはあっても
だいたい1日に1本づつ伸びているという結果になりました。
ウメバチソウに限らず、花の様子は日々少しずつ変わります。
泊まりで来られる時は、来た日に見た花を覚えておいて帰る直前にもう一度見ると
ちょっと変化した姿を見ることが出来るかもしれません。
担当:菅原