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  • 2011.10.20

平成23年シーズン 「尾瀬を知る」フィールド講座 を開催します! (参加者募集中)

~尾瀬の自然を次世代へ~
平成23年シーズン
「尾瀬を知る」 フィールド講座を開催します

目的
  尾瀬国立公園は尾瀬ヶ原のような箱庭的な風景をはじめ、北欧のような雰囲気を持つ尾瀬沼や、古木・巨木が存在感を示す豊かな森、また高山植物のお花畑で彩られ、雄大な眺めを一望できる山岳など、多様で原生的な自然が残された場所です。また、日本の自然保護運動発祥の地として、自然と人とがふれ合うための架け橋を担っています。
 この自然を未来の子供どもたちへと手渡すため、私たちにできることは何でしょうか。それは自分自身が実際に尾瀬を訪れ、尾瀬を感じ・発見することです。感じることは、本で読んだ知識よりも多くの素晴らしさを教えてくれます。
 「尾瀬を知る」フィールド講座は、そんな尾瀬の隠された魅力が発見できるテーマを用意しました。ぜひご参加ください。
主催
  財団法人尾瀬保護財団
参加対象者
  ◆一般登山者
  ◆尾瀬リピーター(ボランティアや友の会会員)
  ◆ガイド
定員
  各回 20名 (1・2回目は各10名)
      ※各回とも定員になり次第、受付は終了となります
      ※要事前申込、現地集合・解散
参加費
  各回 2,000円 (第6・7回目は各回500円)
      ※参加費には、保険料、教材費、ガイド料等が含まれます
      ※日帰り参加も可能です(ご相談ください)
      ※この収益金の全額は、復興支援義援金として福島県に寄付されます
内容と講師
  (1)第1回 4月30日(土)~ 5月1日(日) (実施報告)
          「尾瀬ヶ原ネイチャースキーハイキング(1)」
  (詳細ページ)
     講師:新保政春(アウトドアディレクター)
         安類智仁(尾瀬保護財団)
           あたり一面の雪原となった春の尾瀬ヶ原をネイチャースキーで
          歩いてみませんか? 普段は歩くことのできない湿原の奥へと入り、
          巨樹の森や動物の気配を探して歩きます。
  (2)第2回 5月 4日(水)~ 5日(木) (実施報告)
            「尾瀬ヶ原ネイチャースキーハイキング(2)」
  (詳細ページ)
     講師:新保政春(アウトドアディレクター)
         安類智仁(尾瀬保護財団)
           あたり一面の雪原となった春の尾瀬ヶ原をネイチャースキーで
          歩いてみませんか? 普段は歩くことのできない湿原の奥へと入り、
          巨樹の森や動物の気配を探して歩きます。
  (3)第3回 7月 2日(土)~ 3日(日) (実施報告)
            「尾瀬の野鳥ウォッチング」
  (詳細ページ)
     講師:平井敦(渋川市立上白井小学校教諭)
           尾瀬はラムサール登録湿地でもあります。バードウォッチング
          に最適な初夏の尾瀬沼で、日本に飛来する夏鳥たちの観察をしながら、
          尾瀬とのつながりを考えます。
  (4)第4回 7月 9日(土)~10日(日) (実施報告)
            「至仏山の自然を科学する」
  (詳細ページ)
     講師:横山隆一(日本自然保護協会常勤理事)
           これまでの調査から明らかになった高山植物の宝庫・至仏山の
          自然を徹底解剖します。登山だけでは分からなかったこの山の貴重さ
          にせまります。
  (5)第5回 7月30日(土) (大雨による尾瀬ヶ原冠水のため中止となりました)
          「夜の尾瀬へのいざない(1)」
   (詳細ページ)
     講師:安類智仁・原田林太郎(尾瀬保護財団)
           尾瀬で働く人しか体験することのない夜の尾瀬。そんな尾瀬に
          ナイトハイクへと出かけ、ホタルや星空、動物の気配…を感じてみよう
  (6)第6回 7月31日(日) (大雨による尾瀬ヶ原冠水のため中止となりました)
          「夜の尾瀬へのいざない(2)」
   (詳細ページ)
     講師:安類智仁・原田林太郎(尾瀬保護財団)
           尾瀬で働く人しか体験することのない夜の尾瀬。そんな尾瀬に
          ナイトハイクへと出かけ、ホタルや星空、動物の気配…を感じてみよう
  (7)第7回 8月 6日(土)~ 7日(日) (実施報告)
            「池塘の不思議をさぐる」
  (詳細ページ)
     講師:野原精一(国立環境研究所 生態系機能評価研究室長)
            尾瀬の風景として欠かせない池塘。尾瀬ヶ原に1800個あるという
          池塘には、それぞれ個性があった…。水質分析・比較を通して、池塘
          に隠された不思議さを学びます
  (8)第8回 8月27日(土)~28日(日) (実施報告)
        「尾瀬ヶ原アニマルウォッチング」
   (詳細ページ)
        講師:原田林太郎・秋山恵美子(尾瀬保護財団・ツキノワグマ対策員)
            自然の宝庫・尾瀬は、実は野生動物の生息地。夕暮れ時から朝方の、
          尾瀬ヶ原で気配の濃くなる野生動物たちの様子を観察します。この講座
          に参加すれば、尾瀬の見方が変わる??
  (9)第9回 9月10日(土)~11日(日) (最小催行人数に満たなかったため中止とさせていただきました)
             「尾瀬ヶ原湿原の生態学」   (詳細ページ)
        講師:安類智仁(尾瀬保護財団・第3次尾瀬総合学術調査団員)
            湿原は尾瀬国立公園を代表する風景。でも湿原ってどんな場所なの?
          これまでのフィールドワークから得られた知見を基に、特異な湿原の生態
          系システムを学びます。
  (10)第10回 9月17日(土)~18日(日)(実施報告)
        「尾瀬・地学入門 ~戸倉沢層・根羽沢 編~」
  (詳細ページ)
     講師:円城寺守(早稲田大学教授)
           尾瀬の麓・片品村には地学的にも魅力があります。
          恐竜時代の化石・テトリシジミや、イカの仲間・ベレムナイトが
          発掘された片品川や、日本随一の金銀鉱床露頭を見せる根羽沢鉱
          山を巡ります
  (11)第11回 10月 1日(土)~ 2日(日)(実施報告)
        「尾瀬湿原復元45年の歩み」
  (詳細ページ)
        講師:桜沢仁・安類智仁(尾瀬保護財団)
            45年にもわたる尾瀬の湿原復元の歴史や取組を紹介します。世界的に
          も珍しい湿原復元技術について、体験を通してお伝えします。尾瀬保護を
          語る上で大切な講座ですのでぜひご参加ください。
参加申込先
  財団法人尾瀬保護財団(担当:安類)
  TEL:027-220-4431、FAX:027-220-4421
  mail oze_fieldAoze-fnd.or.jp (「A」を@に変えて送信ください)  
募集期間
  各回実施日の3日前まで
フィールド講座2011チラシ
(平成23年シーズン「尾瀬を知る」フィールド講座総合チラシ)

参考(昨年の講座風景)
  ■「至仏山の自然を科学する」
  ■「池塘の不思議をさぐる」
  ■「尾瀬ヶ原湿原の生態学」
  ■「尾瀬湿原復元44年の歩み」
  ■「尾瀬を渡る鳥たち」

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