- お知らせ
- 2010.10.01
「尾瀬知る」フィールド講座 を開催します (講座追加開催します!)
「尾瀬を知る」フィールド講座を開催します(追加の講座開催もあります)
■目的/
尾瀬国立公園は尾瀬ヶ原のような箱庭的な風景をはじめ、北欧のような雰囲気を持つ尾瀬沼や、古木・巨木が存在感を示す豊かな森、また高山植物のお花畑で彩られ、雄大な眺めを一望できる山岳など、多様で原生的な自然が残された場所です。また、日本の自然保護運動発祥の地として、自然と人とがふれ合うための架け橋を担っています。
この自然を未来の子供どもたちへと手渡すため、私たちにできることは何でしょうか。それは自分自身が実際に尾瀬を訪れ、尾瀬を感じ・発見することです。感じることは、本で読んだ知識よりも多くの素晴らしさを教えてくれます。
「尾瀬を知る」フィールド講座は、そんな尾瀬の隠された魅力が発見できるテーマを用意しました。ぜひご参加ください。
■主催/
財団法人尾瀬保護財団
※第3~4、8~9回は環境省と(財)尾瀬保護財団の共催で実施します
■参加対象者/
◆一般登山者
◆尾瀬リピーター(ボランティアや友の会会員)
◆ガイド
■定員/
各回 20名
※各回とも定員になり次第、受付は終了となります
※要事前申込、現地集合・解散
※山小屋手配は参加者ご自身で行っていただきます
■参加費/
○第1~2回、5~7回 : 2,000円 (第1回、第2回、第5回には友の会会員割引(半額)があります)
○第3~4回、8~9回 : 1,000円
※参加費には、保険料、教材費等が含まれます
※日帰り参加も可能です(ご相談ください)
■内容と講師/
(1)第1回 8月 5日(木)~ 6日(金) 「至仏山の自然を科学する」 ※終了しました
講師:横山隆一(日本自然保護協会常勤理事)
※これまでの調査から明らかになった至仏山の自然を徹底解剖
※至仏山保全対策の現状を知ってもらう
(2)第2回 8月 9日(月)~10日(火) 「池塘の不思議をさぐる」 ※終了しました
講師:野原精一(国立環境研究所アジア自然共生研究グループ流域生態系研究室長)
※池塘の水質分析・比較を行い、池塘に隠された不思議さを学ぶ
(3)第3回 8月12日(木)~13日(金) 「夜の尾瀬へのいざない」 ※台風4号接近のため中止となりました
講師:速水香奈(環境省尾瀬自然保護官)、安類智仁・原田林太郎(尾瀬保護財団)
※ナイトハイクを行いながら夜の尾瀬の魅力を満喫
※ホタル、ペルセウス流星群、星空、動物の気配…
(4)第4回 8月26日(木)~27日(金) 「尾瀬に生きるクマたち」 ※終了しました
講師:原田林太郎・秋山恵美子(尾瀬保護財団)
※ツキノワグマ生息地としての尾瀬、尾瀬でのツキノワグマ保護管理を学ぶ
(5)第5回 9月 4日(土)~ 5日(日) 「尾瀬ヶ原湿原の生態学」 ※終了しました
講師:冨士田裕子(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター准教授・第13回尾瀬賞受賞者)
※尾瀬ヶ原湿原の成因や、特異な湿原の生態系システムを学ぶ
(6)第6回 10月 3日(日)~ 4日(月) 「尾瀬湿原復元44年の歩み」
講師:樫村利道(福島大学名誉教授・尾瀬保護指導委員会会長)、中川昌二・渡辺健一(尾瀬保護財団)
※特異な生態系を持つ湿原復元への挑戦と、40年以上にもわたる取組みを紹介
(7)第7回 10月16日(土)~17日(日) 「尾瀬を渡る鳥たち」
講師:平井敦(渋川市立長尾小学校教諭)
※ラムサール湿地としての尾瀬、尾瀬沼に飛来する渡り鳥たちの観察
追加開催! (8)第8回 9月21日(火)~22日(水) 「夜の尾瀬へのいざない」
※ナイトハイクを行いながら夜の尾瀬の魅力を満喫
※中秋の名月、星空、動物の気配…
追加開催! (9)第9回 10月 8日(金)~9日(土) 「尾瀬に生きるクマたち」
講師:原田林太郎・秋山恵美子(尾瀬保護財団)
※ツキノワグマ生息地としての尾瀬、尾瀬でのツキノワグマ保護管理を学ぶ
■参加申込先/
財団法人尾瀬保護財団
TEL:027-220-4431、FAX:027-220-4421
mail infoAoze-fnd.or.jp (「A」を@に変えて送信ください)
■募集期間/
各回実施日の3日前まで
担当:安類(あんるい)