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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2025.10.18

2025年10月18日-尾瀬沼ビジターセンターより(去り行く季節を惜しみつつ楽しむ)

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お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。

【※注意】
〇見晴キャンプ場でツキノワグマの目撃情報が増えています。詳しくは、見晴キャンプ場付近でのツキノワグマの目撃についてをご確認ください。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する、写真を撮るなどの行為はおやめください(人馴れ等の原因となります)。

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■天気:晴れのち曇り

気温 :10.7℃(9時)14.6℃(昨日の最高気温)6.9℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

草紅葉や木々の紅葉も進み、いよいよ尾瀬のシーズンオフが近づいてきました。山小屋・キャンプ場・休憩所が順次営業終了し、トイレも閉鎖されていきます。大清水~一ノ瀬の低公害バスは19日で終了、御池~沼山峠のバスも26日で終了します。入山される際は、ご自身が利用予定の施設や交通機関の情報確認をしっかりお願いします。
さてそんなシーズン終盤ですが、今日は天気の良い土曜日とあって非常に多くのハイカーが尾瀬沼周辺を訪れています。皆さん、去り行く季節を目に焼き付けに来られたのでしょう。

【今日の燧ヶ岳】

ビジターセンターから大江湿原に出てすぐの場所での風景です。燧ヶ岳全体がくっきり見え、その手前で森や湿原が秋景色を盛り立ててくれています。

【今日の三本カラマツ】

日本の針葉樹の中で唯一の落葉樹であるカラマツ。大江湿原のシンボル・三本カラマツは黄葉が進み、そばを通る木道上にはカラマツの落ち葉がたくさん溜まっています。
ビジターセンターで夜のスライドショーを見られた方は「尾瀬の木道にはカラマツ材が使われている」との説明を覚えていらっしゃるでしょうか。すると木道の上にカラマツの葉が落ちているのはカラマツの2形態(製材後&自然の姿)がそこで出会っているということで、ちょっと不思議な気分になりました。

【森でキノコ探し】

三本カラマツから西(沼尻方向)の丘に登るとすぐ森ですが、木道の周りを見ながら歩いていると足元に多種多様なキノコが生えていました。ひとつひとつの名前まではわかりませんが、色々な形や色のキノコがあるので探しながら歩くのも楽しいですよ。

森への入り口。この時期ならではの、黄葉のゲートを抜けて進みます。

入り口から防鹿柵までのわずかな距離ですが、短時間でこれだけのキノコが目に入りました。じっくり探してみるのも面白そうです。

【昨夜の星空】

昨夜は星空観察会が開催され、参加者は満天の星空(天の川も見えました)に歓声を上げられていました。
私も星空と燧ヶ岳と尾瀬沼を一緒に撮影しようと、誰もいない第一展望デッキに三脚を立てました。
写真は燧ヶ岳や尾瀬沼が見えるように少し明るく補正してありますが、実際のところは真っ暗で構図もほぼカンです。

交通機関や周辺施設の関係上、尾瀬沼に手軽に来られるのもあとわずかですが、去り行く尾瀬シーズンを惜しみつつ楽しい思い出作りにいらしてください。
 

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行する、クマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。防寒具、雨具を必ずお持ちください。

【アクセス】
※沼山峠口
 御池~沼山峠間のシャトルバスは10月26日(日)をもって運行を終了します。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。 
※大清水口
 大清水~一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。(オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉)

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