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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2025.10.16

2025年10月16日-山の鼻ビジターセンター(笠ヶ岳の様子)

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お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。
【注意】
〇この時期の朝晩は一桁の気温になることもあり、木道に霜がつくと大変滑りやすく転倒しやすい状況となります。尾瀬にお越しの際は天気予報をよく確認し、雨対策防寒対策をし、転倒等にはご注意ください。
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■天気:雨
気温:13.6℃(最高気温)9.7℃(最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。昨日登った笠ヶ岳の様子をお伝えします。

【日の出】

昨日の早朝、山の鼻ビジターセンターを出ると、靄の中で朝日が差し、白虹に見送られての登山開始となりました。

【登山道の様子】

鳩待峠の至仏山登山口から笠ヶ岳に向かいます。落葉を踏みながら晩秋を実感できる登山道が続きます。

山は秋が深まり、紅葉も終章に向かい散り紅葉となってきました。過ぎゆく季節を惜しむように歩みを進めます。

林内を抜けて、見晴らしの良いところに出ると、霧の向こうに色付いた山肌が見えてきました。
オヤマ沢田代に着くと、草もみじとなった湿原の向こうに、小至仏山の頂が頭を出していました。

【分岐】

オヤマ沢田代を過ぎた先に、笠ヶ岳へ向かう分岐があります。分岐の先に、オヤマ沢田代が見えるポイントがります。先程、木道で通った湿原とは異なる趣を楽しめます。

分岐から15分程度で悪沢岳山頂を通過します。悪沢岳を過ぎると、これから向かう小笠や笠ヶ岳を望める稜線に出ます。山肌は針葉樹の緑と黄葉の対照的な色彩に彩られていました。

登山道の途中には、滑りやすい岩を越える箇所があります。手足を使って慎重に昇り降りしましょう。
また、泥濘が多くありますが、木道の設置などで歩きやすくなってきています。

【小笠】

小笠に着くと、一面の草もみじとなっていました。小笠の山頂への登山道はありませんのでご注意ください。

登山道の脇で、赤く色付いた葉が印象的なチングルマや、紫色が異彩を放つオヤマボクチを見ることができました。

【笠ヶ岳】

笠ヶ岳山頂へは草もみじとなった山腹をトラバースするように進み、南側の山頂分岐まで進みます。

山頂への分岐を右に進むと、岩場の続く山頂への登山道となります。この日は、霧が濃く山頂からの眺望は楽しめませんでした。

【片藤沼】

山頂分岐を左に進むと、片藤沼へ行くことができます。片藤沼は霧の中、湖面に幻想的な風景を映していました。

笠ヶ岳への登山道は、静かな林間歩きや眺望のよい稜線歩きを楽しめます。尾瀬のシーズンも残りわずかとなってきました。錦秋に染まった山や晩秋の林間歩きを楽しみながら季節の終わりを感じることのできる笠ヶ岳へ足を向けてみてはいかがでしょうか。

尾瀬は山岳地帯です。天気の急変に備えてレインウェアを必ず持参し、計画的に早めの行動を心がけてください。また、防寒着を用意し、気温に合わせて服装を調節できるようにしましょう。

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○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第五弾」は「秋の尾瀬と」です。 

尾瀬山の鼻ビジターセンター 新倉

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