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お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。

【※注意】
〇見晴キャンプ場でツキノワグマの目撃情報が増えています。詳しくは、見晴キャンプ場付近でのツキノワグマの目撃についてをご確認ください。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する、写真を撮るなどの行為はおやめください（人馴れ等の原因となります）。

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■天気：雨のち曇り

気温 ：10.3℃（9時）15.1℃（昨日の最高気温）8.7℃（今日の最低気温）

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
朝からあいにくの冷たい雨模様ですが、草紅葉が見頃を迎えた中での３連休初日で、多くのハイカーが尾瀬沼周辺を訪れています。

【大江湿原の草紅葉の様子】

尾瀬沼北岸ルートへ進む丘の上から三本カラマツ周辺

大江湿原から三本カラマツ方面を望む

大江川の流れの向こうにヤナギランの丘。多種多様な色で賑やかです。

小淵沢田代分岐周辺の様子

小淵沢田代分岐そばの橋（第三大江橋）からの風景

【尾瀬のいんぞう】

皆さんは「尾瀬のいんぞう」をご存じでしょうか？第二大江橋そばにある、樹齢数百年と言われるイチイの古木です。幹回りは２mほどあるそうですが背が低いため、周りに生えているズミの葉が茂っている時は木がほとんど見えませんが、今はズミの葉が散っているので古木の存在を確認できます。
昔はここで物々交換が行われていたそうで、近くにある戊辰戦争の土塁跡と同様に、歴史を語る場所として意識して通るとまた一味違う山旅になるかもしれません。
第二大江橋そばのベンチから沼山峠方向に目をやると、大江川を挟んだ場所に見えます。

【土塁跡を見ながら歩く】

上の写真にもありますが、第二大江橋あたりから沼山峠方向を見ると、森から１本だけ飛び出したような木が見えます。この木を目印にすると戊辰戦争の土塁跡が見つけやすい、と<9月11日のブログ>に書きました。これはこれで好評なのですが、写真が一方向だけなので今日は木道を歩きながら見え方がどう変化するかをご紹介します。
写真は左上から右下へ、第二大江橋近くから沼山峠方向に歩いて撮影しています。土塁跡が三日月状なので場所によって見え方が違うのと、今の時期だと土塁跡の上にコバイケイソウの黒い実が集まっていて、場所や形状を認識しやすくなっています。

この時期は草紅葉や木々の紅葉を目当てに訪れるハイカーがほとんどだと思いますが、尾瀬のいんぞうや土塁跡など探して歩くのもおすすめです。ぜひ、楽しんでください。

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行する、クマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。防寒具、雨具を必ずお持ちください。

【アクセス】
※沼山峠口
　御池～沼山峠間のシャトルバスは10月26日（日）をもって運行を終了します。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。　
※大清水口
　大清水～一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。（オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉）

尾瀬沼ビジターセンター