- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2025.10.05
2025年10月5日-尾瀬沼ビジターセンターより(見晴地区夜のイベント開催!)
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お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。
【※注意】
〇見晴キャンプ場でツキノワグマの目撃情報が増えています。詳しくは、見晴キャンプ場付近でのツキノワグマの目撃についてをご確認ください。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する、写真を撮るなどの行為はおやめください(人馴れ等の原因となります)。
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■天気:曇り時々雨
気温 :15.2℃(9時)15.2℃(昨日の最高気温)12.3℃(今日の最低気温)
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
小雨が降ったり止んだり、時折青空がのぞいたり、風もなく穏やかな朝です。朝方は、すっかり雲におおわれた燧ヶ岳も、10時頃から山頂が姿を現し始めました。ここのところ「大江湿原の草紅葉の様子はどうでしょうか」、「見頃はいつ頃でしょうか」などの電話問合せをたくさん頂いております。
【ヤナギランの丘から望む大江湿原の様子】

朝もやが漂う中、雨具に身を包んだ登山者の姿が見られました。これから燧ヶ岳を登られるのでしょうか。大江湿原の草紅葉の中、カラフルな雨具の色合いが、いっそう引き立ちますね。
【第二展望デッキから望む三本カラマツ(尾瀬塚)】

長蔵小屋さん裏のビュースポット(第二展望デッキ)から望む、大江湿原の三本カラマツ付近の様子です。風がないので逆さ三本カラマツが見られました。カラマツの葉の色も、黄色く色づいてきているようです。
一昨日は、見晴地区でおこなう夜のイベントのため、尾瀬ヶ原の見晴地区へ行ってきました。沼尻から白砂湿原を通り白砂峠を越えて、段小屋坂を下り見晴地区に出ました。沼尻、白砂湿原の草紅葉の色合いもだいぶ深まってきていました。
【沼尻から望む燧ヶ岳の様子】

沼尻の草紅葉の色合いもだいぶ深まってきていました。燧ヶ岳の木々の色合いもカラフルですね。
【沼尻のヒツジグサの紅葉の様子】

沼尻には尾瀬沼で唯一、池塘があります。分岐からナデックのほうへ進むと、木道の左側に池塘をめぐる木道が伸びていますので、是非立ち寄られてはいかがでしょうか。池塘に浮かぶヒツジグサの葉が、真っ赤に色づいていました。
【白砂湿原の様子】

いつ訪れても静かな白砂湿原の草紅葉の色合いも、いい感じになってきました。白砂峠から下りてきたハイカーさんの「わー!きれい!」の歓声が聞こえてきました。
【見晴地区夜のイベントの様子】

見晴地区でおこなわれた夜のイベントの様子です。この日は尾瀬の自然、動植物、自然保護の取り組み等をスライドショーでご紹介しました。肌寒い中、たくさんの方がご参加くださり、ありがとうございました。次は、10月17日(金)19:00~19:45開催予定です。参加費は無料です。開始5分前までに見晴休憩所前にお集まりください。天候によっては、ナイトハイクや星空観察会も予定しています。
ぜひ皆さんも尾瀬国立公園にいらして毎日変わっていく風景や風を感じてみてはいかがでしょうか。
※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行する、クマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。
※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。防寒具、雨具を必ずお持ちください。
【アクセス】
※沼山峠口
御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
大清水~一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。(オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉)

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