- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2025.10.04
2025年10月4日-尾瀬沼ビジターセンターより(草紅葉)
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お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。
【※注意】
〇見晴キャンプ場でツキノワグマの目撃情報が増えています。詳しくは、見晴キャンプ場付近でのツキノワグマの目撃についてをご確認ください。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する、写真を撮るなどの行為はおやめください(人馴れ等の原因となります)。
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■天気:曇り
気温 :12.5℃(9時)16.3℃(昨日の最高気温)9.1℃(今日の最低気温)
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
今日の尾瀬沼は、時折吹きつける風がとても冷たく、首をすくめながら歩きました。
風で笹が揺れて出す音、風で樹木が大きく揺れて出す音、ザザー、ザザーと大きく小さく。目を閉じると海岸線に立って波の音を聞いているような気持ちになります。これからの季節、防寒着は必須ですね。
【今日の燧ヶ岳】

今日の燧ヶ岳は、山頂付近が厚い雲に隠れています。山頂付近はかなり気温が低くなっていると思われますので、登山を予定されている方はしっかりとした防寒対策をされてください。
【大江湿原1】

【大江湿原2】

レンゲツツジの赤、ヤマドリゼンマイの茶色、ダケカンバの黄色などが湿原の草紅葉を引き立てています。
【大江湿原3】

小淵沢田代分岐付近から見た大江湿原。湿原の草紅葉が、深い褐色になってきました。
【三本カラマツ】

大江湿原から沼尻方向へ歩いて小高い丘に上がったところから眺めた三本カラマツ。褐色の大江湿原、その奥に笹の緑、ダケカンバの黄色が広がっています。
【エゾリンドウ】

尾瀬のお花の最終ランナー、エゾリンドウ。
【タラノキ(実)】

尾瀬沼公衆トイレ近くにあるタラノキ。春の新芽は、「タラの芽」として有名ですね。秋には、このようにたくさんの小さな実をつけ、熟すると黒くなります。鋭いトゲがたくさんありますので、触らないように気をつけてください。
【ツキノワグマに注意】

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行する、クマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。
※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。防寒具、雨具を必ずお持ちください。
【アクセス】
※沼山峠口
御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
大清水~一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。(オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉)

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