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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2025.09.20

2025年9月20日-山の鼻ビジターセンター(尾瀬ヶ原の様子)

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お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。

【※注意】
〇鳩待峠~山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が増えています。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する写真を撮るなどの行為はおやめください(人馴れ等の原因となります)。
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■天気:雨
気温:14.8℃(最高気温)12.4℃(最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今日は冷たい雨の降る1日となりましたが、飛び石連休の初日とあり、朝からたくさんのハイカーが訪れていました。

本日は、尾瀬ヶ原の見どころをお伝えします。

【早朝の湿原】

朝6時ごろの山ノ鼻から尾瀬ヶ原入口付近の風景です。草紅葉の始まった湿原が朝露に濡れ、朝日に輝いています。この風景を見ながら、尾瀬ヶ原散策の開始です。
 

【牛首~下の大堀川橋間の池塘】

手前のヤマドリゼンマイと池塘が草紅葉の湿原に、さらに秋の尾瀬らしい雰囲気を添えています。遠くにこんもり見えるのは牛首、その後ろには至仏山です。

【下ノ大堀川ミズバショウ群生地付近】

ヤマウルシが真っ赤に色づき、草紅葉の湿原に鮮やかな彩りを添えます。
 

【見つけた植物】

木道脇で、エゾリンドウの青紫色が目立ちます。カリガネソウは長く伸びた雄しべと雌しべが特徴で、左右に開く花の形を雁の仲間であるカリガネ(雁金)が飛ぶ姿に見立てたことから名付けられたそうです。

林内で、白地に青紫色の縁取りのあるオクトリカブトを見つけました。青紫一色の個体が多いですが、同じ植物でも土壌や遺伝子が少し変化することにより、色素も変化することがあるようです。マスタケは、魚のマスの肉に似たオレンジ色であることから名付けられました。写真のマスタケは、直径20~30cmもあり、鮮やかな色にたいへん目を惹かれます。食用キノコで枯れ木などに生えますが、食べる時は十分な加熱が必要なようです。尾瀬は国立公園のため動植物の採取は厳禁なので、鑑賞するだけにとどめましょう。どうぞ、尾瀬の秋を楽しみにいらしてください。

尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意し、気温に合わせて衣服の調節ができるようにしましょう。また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。

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○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第五弾 秋の尾瀬と」本日から開始です!

尾瀬山の鼻ビジターセンター 渡辺

  • 尾瀬公式 Instagram
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